僕らにだけ.うら (ページ30)

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緑×黄4 ページ30

緑said.

亮ちゃんはテーブルで俺が買ってきたチーズと唐揚げを広げてる。俺はキッチンでグラスを用意する。

買ってきたワインを開け、グラスに注ぐ。

『かんぱぁーい♪』

亮「んっ、これ美味いなぁ…！」

ワインの味なんてあんまわからんけど、と亮ちゃんが笑う。

大「そやろー？これ飲みやすいねん」

俺も笑って答える。

亮「うわっ！この唐揚げうまぁ！なんなんこれぇ！！」

今度は唐揚げを食べて目を見開いて興奮しとる。

大「んふふふ～…これ、この前教えてもらってん♪」

この前共演した人に聞いた唐揚げ屋さん、亮ちゃん好きかなぁって思ってマネージャーにお願いして買いに行ったんだ…
(そんな喜んでくれるなら行ってよかった～♪)

大「でもさ…唐揚げとワインって合う？？」

亮「あほ…お前な、唐揚げ最強やで？なんにでも合うねん」

亮ちゃんは真剣な顔。
(…まぁ本人が喜んでるならいいか…)

大「なぁ亮ちゃん…？」

亮「どしたん？？お前も食うか？？」

亮ちゃんは箸で持った唐揚げをこっちに向ける

大「ちゃうねん(笑)さっきさ、なんか夢見とった…？？」

亮「さっきぃ？んー…？？…あぁ！！見てた！見てた！」

亮ちゃんは少し考えて思い出したように答える。

大「どんな夢やったん？」

亮「なんかな、俺…おーくらを待ってたのになぜか丸が目の前にはおってな、丸が最近マッサージ覚えたって言うてマッサージしてくれた。めっちゃ気持ちよかったで！」

亮ちゃんは楽しそうに言う。