僕らにだけ.うら (ページ28)

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緑×黄2 ページ28

．緑side.

ラジオが終わって、マネージャーにスーパーも寄ってもらったから遅くなってしまった…そう思いつつ帰路を急ぐ。

「お疲れ様です！！月曜日のお迎えは自宅でいいんですよね？」マネージャーはわざとらしく確認する。それに「当たり前や」と笑って俺は答えた。

…なんでマネージャーがそんなことを確認したかって………それは俺が今マネージャーに送ってもらったのが亮ちゃん家だから…♡

亮ちゃんに貰った合鍵…普段は使わないけど、今日はいつもより遅い時間だし寝てたら悪いなって思って使って部屋まで入った。

……そしたらなんや？？これ？？？？？

亮ちゃんがソファの上でパンイチで、ギターを抱きしめて寝とる。しかも、何故か丸の名前を呼びながら喘いどる……

床にはバスタオル、テーブルの上にはビールの空き缶があって、ラジオが流れとるから多分…いや、絶対…、風呂上がりにビール飲みながら俺のラジオを聴いててそのまま寝てしまったんやろうな……

でもなんで亮ちゃんは丸の夢見とんの？？
なんで喘いどるん？？？あかん！あかんで、亮ちゃん！！夢の中でも浮気は許さんからね…！！

起こすの可哀想やなって思ったけど、夢が夢だけに起きて欲しい…まず優しく声をかけた。でも亮ちゃんは起きない…肩を軽く揺する。

大「亮ちゃーん、起きてぇよ～……」

亮ちゃんが目を擦る。

亮「………あれ…おーくら…？？」

(……なんでこの人は寝起きでもこんなに可愛いんやろ？？)

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