青×黄2 ページ2
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横「そんでな〜なんか変やなってよく見たらそれ全然違う人やってんっ」
横ちょがニコニコしながらおもんない話をしてる←
俺は笑顔で相槌をうつ。亮は「おぉ」とか「うん」とか小さく相槌をうっている。
横「どっく〜ん！ちゃんと聞いとるぅ？？なぁどっくぅ〜ん…」
亮が聞いてないと思ったのか？単純に亮にひっつきたかったのか？横ちょは亮の膝の上に頭を置き膝枕の状態になり、更に腰に手を回しお腹にグリグリと顔を沈める。
亮「ちょ、ちょっと…横山くんっ あ、あかんて…っ」
亮ががっちりくっついた横ちょを引き剥がそうとしてる。
亮「あれ…もぉ…横山くんっ寝たらあかんてぇー…」
どうやら寝てしまったらしい…なんて人騒がせななんだろう…
−−−−−−−−
困ってる亮から横ちょを引き剥がして毛布をかけてあげて、僕らは今ベッドルームにいる。
章「もぉ〜横ちょなんなぁーん？人騒がせな人やわぁ〜」
ベッドに腰掛け手を後ろにつき、はぁ…と大きめのため息をつく。
亮「ほんまやな、」
亮は俺の前まで来て、軽く笑いながら屈んでチュッと軽くキスを落とす。
章「亮…足りん…」
口を尖らせて言うと亮は「なんなんそれ、可愛え」と笑い2度3度と唇が触れるだけのキスをしてくる。
チュッチュッと何度かしたあとどちらからともなく舌をからませはじめる。くちゅくちゅと音が部屋に響く。
しばらくして唇を離れ、俺は亮に不満をぶつける。
章「亮…横ちょの匂いする…」
亮「えっ…ご、ごめんな…？」
亮は自分の腕や服をクンクンと匂ってみてる。
多分ずっとさっきまでのように横ちょにずっとくっつかれてたんだ。匂いも移るよな…
(亮は俺のなのに…、)
最初はただ純粋に亮を好きだった。けど最近はこうやってドロドロとした黒い気持ちがどんどん出てきて抑えられずにいる。
めちゃくちゃに甘やかして溶かしたい気持ちと、ぐっちゃぐちゃにして壊して泣かせたい、どこにも行けないよう鎖をつけてカゴの中に閉じ込めておきたい気持ちとが俺の中でぐるぐると交差する…
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作者名：Yukinan | 作成日時：2016年8月20日 0時
