せんぱい ページ5
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Noside
「いい？大丈夫？わすれものはないかな？」
『うん！だいじょうぶ！いってきます！』
緑のラインが入った靴を履いて、黄色の帽子をかぶって、紫色のらんどせるを背負って、名札をつけて、Aは立ち上がって手を振った。
「気を付けてね」
『ひるどらたのんだ、まま』
「テレビがまだだから今日は無理かも…」
『そんな！きょうはさちこがふくしゅうするおもしろいところでしょ！？』
「再放送に期待してね」
『ねんまつとかにはいるかなぁ』
「きっとね、はい行ってらっしゃい。」
半ば押し出されるようにしてAは家から出た。通学路を歩いていくと、見覚えのあるむらさきの青年が、きつねみたいな青年と歩いていた。
『あ！がくおにいちゃんとけんもちのおにいちゃん！！おはよう！』
伏見「お！Aちゃん！今日から小学校っすか？」
『うん！そうなの！よんくみだよ！』
剣持「今の小学生って人数多いね」
『あたしのまえのがっこうはねー、にくみまでしかなかったよ！』
伏見「それくらいが妥当じゃないっすか？」
剣持「いや子供が増えるのは喜ばしいことでしょ。特に女児はもっと。」
『じょじ？』
伏見「…知らなくていいんだぜ」
広い校門の前につくと、伏見と剣持とは道が違うので別れた。最後までAは手を振って見送った。と、いざ学校についたはいいものの、全3階の校舎から職員室を見つけ出すのは難しそうだ。
時間もない。
『こまったなぁ』
その時だった。たったったと子供特有の歩幅の狭い走る音が聞こえる。Aが振り返ると、手を繋いだ青い髪の少女と緑髪の少女が息を切らしていた。
「ちーが…はやく、おきないからぁ…はぁはぁ…」
「まにあったんだからいいだろぉがぁ……はぁ、はぁ。おい、そこのいちねんせぇ、じかん、じかんわかるか…？」
『うん、まだだいじょうぶだよ！』
「ほら、だいじょうぶだっていっただろ」
「でもギリギリじゃん！日直だったらどうするの！」
「はなちゃんはきにしすぎなんだ。ちひろがじかんのけいさんをまちがうわけないだろ」
ちら、と2人の名札を覗くと、「森中花咲」と「勇気ちひろ」と書いてある。首を傾げてAは2人に向き直る。
『おねえちゃんたち、ここのがっこうのひと？』
「ん？そうだけど。
おまえのせんぱいの勇気ちひろだ。」
「森中花咲だよー」
2人の少女はふわりとAに笑いかけた。
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*24*(プロフ) - お友達のお名前、少し面倒かもしれませんが、読者側が設定出来るタイプにしたらどうでしょうか。主様の負担が増えてしまいますが…… P.S.更新ありがとうございます!!楽しく読ませてもらってます。これからも応援しています! (3月2日 7時) (
レス) @page19 id: 1f8786d2bd (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - またにじさんじにハマり今色々と見て回ってるとこ見させていただきました！！すごく面白くて気づいたら全部見終わってました！続き待ってます！ (3月1日 22時) (レス) @page18 id: a8c300d8b9 (このIDを非表示/違反報告)
本が大好きなハリネズミ(プロフ) - 友達なのでともこちゃん(漢字は考えてない)とか…安直すぎますかね？ (2月29日 17時) (レス) @page16 id: 73a477d291 (このIDを非表示/違反報告)
0 - あっ好きですLOVEです恋です(?????) (2月25日 18時) (レス) @page15 id: 645ad981c2 (このIDを非表示/違反報告)
サーマル - コメント失礼します。連載初期から読んでいるのですが、主人公とみんなとのやりとりがとても良きでお気に入りの小説です。リクエストでaknとの絡みをお願いできますか？これからも応援しています。 (2022年10月31日 15時) (レス) id: f29b2f6f74 (このIDを非表示/違反報告)
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