どーもっ ページ16
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Aのクラスには、一人の女の子がいる。その女の子はいわゆる"養護施設"の出で、周りから何故か距離を取られがちで。
Aはそれを不思議に思い、ある日唐突に話しかけに行った。
『わたしね、そらばねひなた！なんでいつもひとりでいるの？』
子どもの行動力というのは、時に大人を驚かせるものである。Aは瞬きする間もないとすら言えるほどの速さで仲を深め、いつの間にやら放課後に遊びに行く約束までしてしまっていた。
「ひなたちゃんは、なんでわたしとあそんでくれるの？」
『？もうおともだちだから！』
眩しいほどに笑い、当たり前かのように友達だと告げるA。クラスメイトの女の子もつられるように笑い、いつの間にやら、Aと女の子は養護施設に着いていた。
公園で遊びたいので、先に荷物を置きに来たのだ。
「ひなたちゃん、ちょっとまってて！」
『うん！』
女の子が駆けて行くのを見て、Aは暇そうに玄関を見回す。奥の扉の向こうから、知らない子達がAを見ていた。
「なに、なんで皆でドアに集まってるの、」
「あ！かいおにーちゃん！なんかしらないこきてるよ」
一際背の高いだれかが扉の向こうから現れ、Aを見て近付いてくる。
「君ここの子じゃないよね、」
ご丁寧にAに合わせて屈みこみ、首を傾げて問いかける。Aはにぱっと笑って肩を揺らした。
『これからね！あそびにいくのー！』
からからと防犯ブザーが揺れる。遊びにって、と問いかけようとした青年の後ろから、Aのクラスメイトが現れる。
「ごめんね、またせちゃって…！」
『だいじょうぶだよ！いこー！』
青年はAとクラスメイトを交互に見やり、それから2人を引き止める。かけ出す寸前の2人は、首を揃えて振り返り、なあに、と首を傾げる。
「ちょっと待って。行くってどこに、ちゃんと説明してから。探すでしょ、俺も皆も。」
ごめんなさい、としょぼくれたクラスメイトと、合わせてごめんねと言うA。なんだか仲良さげな二人を見て、青年──黛灰は少々反応に困っていた。
友達など1人も連れてきやしなかったこの子が、友達、ましてやこんなにも明るい子を連れてきた。唐突なことに驚きを隠せないが、そんなことよりも、外に轟く雷が思考を上書きしていった。
『あ、あめふってきちゃった！』
これは雷雨。もちろん遊ばせになど行かせる訳にも行かず、黛はとりあえず二人を中に入れた。
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女の子いい名前あったら提案ください
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*24*(プロフ) - お友達のお名前、少し面倒かもしれませんが、読者側が設定出来るタイプにしたらどうでしょうか。主様の負担が増えてしまいますが…… P.S.更新ありがとうございます!!楽しく読ませてもらってます。これからも応援しています! (3月2日 7時) (
レス) @page19 id: 1f8786d2bd (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - またにじさんじにハマり今色々と見て回ってるとこ見させていただきました！！すごく面白くて気づいたら全部見終わってました！続き待ってます！ (3月1日 22時) (レス) @page18 id: a8c300d8b9 (このIDを非表示/違反報告)
本が大好きなハリネズミ(プロフ) - 友達なのでともこちゃん(漢字は考えてない)とか…安直すぎますかね？ (2月29日 17時) (レス) @page16 id: 73a477d291 (このIDを非表示/違反報告)
0 - あっ好きですLOVEです恋です(?????) (2月25日 18時) (レス) @page15 id: 645ad981c2 (このIDを非表示/違反報告)
サーマル - コメント失礼します。連載初期から読んでいるのですが、主人公とみんなとのやりとりがとても良きでお気に入りの小説です。リクエストでaknとの絡みをお願いできますか？これからも応援しています。 (2022年10月31日 15時) (レス) id: f29b2f6f74 (このIDを非表示/違反報告)
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