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大「もう遅いから寝よか
ずっと手握っとくから。
寝られへんなら俺も一緒に起きとくから」
そう言って大毅くんは私に布団をかけてくれて、私の手を握ってくれた
「座ったままだと腰痛くなっちゃうよ」
大「そんな痛みなんかちっさいもんやで」
その意味を深く聞こうとも思わなかった
多分大毅くんも言わないようにしたんだと思う
私の心の痛みの方が大きいって思ったんだよね
「ありがとう」
私も大毅くんもきっとお互いにどう接していいかわからなかったんだよね
なんて声を掛け合えばいいのか。
でも側にいてくれるだけでいいんだよ
今の私は1人だと余計な事考えちゃうから。
「これから先ずっとこの気持ちを抱えたまま過ごして行くのかな」
私が不意に溢れた言葉に反応するかのように大毅くんは握ってくれていた手に力を込めた
大「無理に忘れる必要なんかないで。
愛し続けてあげようや
一緒に。」
大毅くんのこの言葉に私は静かに涙を流した
「ごめんね
今私、情緒不安定なのかも…
全部ネガティブに考えちゃうし
余計な事とか考えちゃう」
大「それでいいんやで。
全部俺に話してや」
「大毅くんも辛いのに？」
大「俺も辛いで。
でもAも辛い。
俺ら2人とも辛いねん。
でもそれを溜め込まんと、一緒に分け合おうや
共有しようや」
なんでここまで大毅くんは優しいんだろう
私は大毅くんに握られていた手を、強く握り返した
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nila(プロフ) - 真彩さん» リクエストありがとうございます！今後の展開で書けそうなら書いてみますね！(^^) (2020年6月18日 1時) (
レス) id: 47634150f5 (このIDを非表示/違反報告)
真彩 - あの、出来たらでいいんですけど、今後の展開に、しげの体調不良もみたいです。わがまま言ってすみません。。 (2020年6月13日 16時) (レス) id: 029717917e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nila | 作成日時：2020年6月8日 0時
