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「ジャニーズWESTって最近デビューしたの?」
玄関の鍵を閉めながら私が聞くと美沙ちゃんが答えてくれる
美「もうすぐ6周年だよ」
「そうなんだ」
特に興味もなく何気なく聞いた事だったけど
デビューしてそんなに経ってるのに私全然知らなかったな…なんて考えながら美沙ちゃんと歩く
美「彼らのデビューの時は大変だったみたいよ
私も最近好きになったからそんなに詳しくはないんだけどね。
でも辛かった分、今の彼らの笑顔があるんだと思うと、なんか心にぐっとくるものがあるわ〜…」
そう言いながら美沙ちゃんは胸に手を当てて、空を見上げた
美「ほら…彼らは…なんか、心に寄り添うジャニーズ…みたいな感じよ」
にこっと私に向かって笑って、Aもそのうち彼らの魅力に気づいてハマるわよ〜って言いながら先を歩いて行く
「心に寄り添うジャニーズか…」
小さく呟いた言葉は美沙ちゃんには聞こえなかったみたいで
美「なんか言った?」
「ううん!なんでもない!早くご飯食べよ!」
美沙ちゃんのところまで軽く走って腕を組んで歩く
これもいつもの事。
中学も高校も美沙ちゃんとは被ってはなかったけど、地元では有名だったけ。
美人姉妹なんてずっと言われてた
自分では美人なんて全く思わないけど、美沙ちゃんは確かに美人だ。
なのに彼氏作らないし、仕事一筋で頑張ってる美沙ちゃんが大好きだ
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作者名:nila | 作成日時:2020年5月15日 23時