Sincere love ... 《 S.D 》 (ページ37)

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直「ホテルここだよ

俺この後少し打ち合わせあるから、Aは荷物置いて少しゆっくりしなよ。

朝も早かったし久しぶりの飛行機で疲れてるだろ」

「うん、ありがとう。そうさせてもらうね」

直也は荷物をロビーまで持ってくれて、手続きを済ませてくれた。

直「じゃぁまた夜飯でも行こう」

「うん！仕事頑張って」

そのまま直也は車に戻って行った。

ホテルの天井には豪華なシャンデリアがあるし、ロビーの真ん中にはグランドピアノが備え付けられていて、女性が生演奏をしていた。

こんなに素敵なホテルに1ヶ月も泊まれるなんて贅沢だなぁなんたら思いながら部屋に向かった。

部屋のキーを開けると広すぎて声が出なかった。

そして直也が言ってた通りキッチンも付いていた。

「すごい…」

やっと絞り出して出た言葉。

そのままテーブルの上に置いてあるホテルの案内をソファに座って読む

ホテルにはエステもジムも温泉も入ってる

休みがあれば使ってみようかななんて考えながら
私はソファに横になる

「そういえば直也は誰のスタイリストをしてるんだろう…」

ふとそう思った。

でもスタイリストだからモデルさんとかだろうなぁ

そのままゆっくり瞼が閉じて意識が遠くなるのが自分でもわかった

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