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「本当に私でいいの?
もっと他に……『Aがいいんだよ。俺は!Aの性格だってよく知ってるからお願いしてるんだ。』
ここまで真剣な声で話す直也は初めてだった。
だから直也の気持ちに答えようって決めたんだ。
「直也…
1ヶ月だよね…
それなら休めると思うよ
多分営業はしばらくできないと思うし。
でも1ヶ月だけマンション借りるとかできるの?」
直『本当か?!
Aが来てくれると助かるよ。
住む場所なんだけど俺が事前に社長に相談してたんだ。
そしたら事務所がしばらくの間近くのホテルをとってくれるみたいなんだ。
部屋にキッチンが付いてるいいホテルだぞ!笑
だから必要な分の服とか荷物だけそのホテルに送ってくれたらそれでいいよ』
「ホテル?!
そんなわざわざいいのかな…」
直『気にしなくていいんだよ!
ちゃんと働いてもらった分の給料も渡すし、いい経験だと思いなよ』
「うん…
でもいつから行ったらいいの?」
直『6月1日から働けるように準備してほしい。
仕事が始まる3日くらい前には東京に来てくれたら、事務所の場所も仕事のやり方も少し教えられるし。
それに東京も少しは案内できると思う。』
「6月1日?!
1週間くらいしかないじゃん!
急いで荷物まとめなきゃ…」
直『ごめんな!笑
あ!服とかは事務所に大量に買い取ったやつがあるから、それ着てもいいよ!
そしたら荷物もそんなにいらないだろ?』
「そんな事までしていいの?!
すごいいい事務所なんだね…
でもある程度の服は持っていくよ
あとは職場連絡して確認してみるね」
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作者名:nila | 作成日時:2020年5月15日 23時