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『俺だよ！専門学校の時仲良かった杉本 直也(すぎもと なおや) だよ！覚えてない？笑』
杉本……直也？
え？！
「直也？！なんで？！どうしたの？」
直也とは専門学校時代仲良かった男友達。
私が中退しても2人で遊んだりしていて、お店にもよく飲みに来てくれていた。
ずっと先輩スタイリストのアシスタントとして働いていて ��俺はいつか絶対独立する！��なんて夢を叫んでた
でもここ２年くらいは全く連絡をとってなかったし、会う事もなかったから仕事が忙しいんだろうなとは思ってたけど…
あれ…電話番号登録してなかったけ？
スマホ新しくしてから電話帳移してなかったのか…
直『いや〜久しぶりにAの声聞きたくなってさ！てか番号登録してなかったのかよ！ひどいやつだな！笑』
「もう！違うよ…スマホ新しくしてから電話帳移してなくて…」
直『そういう事か！だったら許すよ！』
「ありがとう。でも声聞きたくなったとかどうしたの？直也らしくないじゃん！笑」
直『うるせーな！！笑
そういえばまだキャバクラで働いてんの？』
「働いてるよ。今は休業してるけどね。
直也は？」
直『あーやっぱキャバクラは密室だし緊急事態宣言が解除されてもしばらく営業は難しいよな。
俺は変わらずスタイリストとして頑張ってるよ！
まだ独立はしてないけどな！
じゃぁA今暇してるんだ？』
「スタイリスト頑張ってるんだ！
すごいじゃん！
毎日暇してるよ〜もうどうかなっちゃいそうだよ！笑」
直『あははは！だろうな！笑
じゃぁそんなAに１つ頼みたい事があるんだ』
「なによ、いきなり！
めっちゃ怖いんだけど…」
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作者名：nila | 作成日時：2020年5月15日 23時
