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「寒かったやろ？はよ上がりーや」
「ありがと。おじゃましまーす」
中へ入るように催促されて入れば、温かい風が顔に吹き付けてきた
「ぁ゙ー…あったかぁ…」
「おっさんやんw」
「黙れ。Aが好きやったお菓子とかも買ってきたで」
「え!!ほんま!?ありがとうショッピ〜！ほんまにこれ好きやねん」
そうキャッキャとはしゃいでいる姿は昔から何も変わっていなくて微笑ましかった
「とりあえずそんなとこ突っ立ってやんとはよこっちきいや！今日おもろい番組あったっけなあ…」
「お言葉に甘えて…」
「先に風呂入る？お湯沸かしてあんねんけど」
「…せやな。そうするわありがとう」
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「…ありがとう。貸してくれて」
「お、ええよええよそんなん。私も風呂入ってくるから、好きなことしといて」
ソファに寝っ転がってスマホをいじっていればショッピが風呂から上がってきた
兄貴が以前来た時に自分のワイシャツを忘れていったためそれを貸している
「え、まだ入ってへんかったん？」
「？せやで。やから今から入んねん」
「…なんかごめん」
「何やねん!!今日えらいしおらしいやん。そんなん別に気にせんで」
「…ほんまにありがとうな」
「…！ええってことよ！！まあその代わり今度から私のことA様って呼べよ」
「嫌やわ。アホ」
「は？様付けで呼べや!」
そう言えば、ショッピはクスリと笑ってデコピンしてきた
そのときの悪巧みをする子供のような表情に不覚にも一瞬ドキリとしてしまった
自分の顔が熱くなっていくのを感じて風呂に入ってくるからと急いで脱衣所へ駆け込む
そのまま力無くへなへなとその場に座りこんで熱くなった頰を手で抑える
「あかん…全然未練タラタラやん……」
こんなことみれいに知られてしまえば申し訳なくて顔が上がらない
……あの天然たらしめ
またちゃんと注意しておかないとなと思い、溜息をついた
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他の小説が殿堂入りしてて流石に泣いた本当にありがとうございます(泣)(((ここで言うな
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作者名：ﾍｰﾃﾞﾙﾄｸﾞﾚﾃｰﾙ | 作成日時：2024年2月25日 21時
