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「白濱先輩こいつ連れていきます。こいつだけは渡せないんで」
私が口を挟む間もなく勝手に話しは進んで
半ば無理やり白濱先輩と繋いだ手は解かれ
玲於に連れ去られる。
先を歩く玲於の足取りはなんだか怒ってるように重い
。
「なんで白濱先輩と帰ってんの」
「なんでって誘われたから…」
「お前誘われたからって誰とでも帰んの?」
「なによ!そっちだって毎日千穂ちゃんと帰ってるじゃん!」
連れて来られた公園でそんな言い合い
「それは…まぁ訳があんの」
「自分の事は話さないくせに人の事ばっか攻めないでよ。だいたい私が誰と帰ろうが玲於には関係ないでしょ」
「関係あるに決まってんだろ。俺がお前の事好きなのまだ気付かねぇの?…っあー…くそっ、こんな風に言うつもりじゃなかったのに」
「は?え?…玲於が私の事を好き?」
「そうだよ。俺はずっとお前の事好きなの。」
「え、じゃあ千穂ちゃんは?最近ずっと一緒だったじゃん。」
「あれは…千穂ちゃんが俺に協力してくれるって。俺に気があるフリすればAが振り向くんじゃないかって作戦。あーくそだせぇ」
玲於は私の前にしゃがみこんで頭を抱える。
「でもAは全然気にしてなさそうだし俺が我慢出来なくなってお前んとこ行こうとしてたところで白濱先輩と居るとこ見つけたんだよ」
頭を抱えてた玲於は急によしって気合いを入れるように1人呟いて私の前に立つ
「回りくどい事しちゃったけど…俺お前の事本気で好きだからゆっくりでいいから男として見てほしい」
あまりに真っ直ぐに見つめるから思わず心臓がドキッと音を立てる
「ほんとにゆっくりでいいの?玲於の事好きになれるかまだわかんないよ?」
「俺頑張るから。ぜってぇ振り向かせる」
玲於の言葉は真っ直ぐ私の心へ突き刺さった。
どうなるかわからない私達だけど
今までと違う関係をこれから築けるのかも。
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Ayaka(プロフ) - りみさん» ただいまキラーン (2019年6月15日 17時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
Ayaka(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!少しずつですが復帰出来ればなと思うので応援お願いします! (2019年6月15日 17時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - おかえりハートハートハート← (2019年6月15日 17時) (レス) id: 9bc97295a3 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - あやかちゃん移行おめでと (2019年6月15日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ayaka | 作成日時:2019年6月15日 12時