高嶺の花 3

質問攻め ページ2

「どこで知り合ったの？」

「どっちから好きになったの？」

「付き合ってどれくらい？」


お母さんからは怒涛の質問攻め
でも嫌な顔1つせずに剛典は丁寧に答えてくれる。

もう、こうなるのわかってたから付き合ってる人居るの言いたくなかったのに

高校の時に初めて彼氏を家呼んだ時も
同じように質問攻めしてあの頃の私達なんて子供だったから
彼氏も上手く対応できてなくて困った顔してたっけ。


2人っきりになった時お前のお母さんすげぇなって言われちゃったの今でも覚えてる。

お母さんデリカシーって言葉知らないのかな？
後で剛典に謝っとかなくちゃ。


私の心配を他所に剛典は見事にお母さんに対応してて
お母さんも満足したのか更に剛典を気に入っちゃって
私なんてもはや蚊帳の外。



「私がもっと若かったらがんちゃんとお付き合いしたいくらいだわー」


…若くても無理だよ、お母さん。

ご馳走様でした→←あの岩田くん

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