Two of Destiny

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友人「こんな時になにやってんの？登坂さんは。登坂さんが早くケリつけないからAがこんな目に遭ってるのに」

A「すぐ別れられないのには理由があるんだと思う。学生の時の恋愛と違って大人になると色々あるじゃん。」

友人「まあそうだよね、ましてや芸能人だしあたし達なんかよりもっと色々あるんだろうね」

そんなタイミングでたまたまテレビに出てきた
三代目
自然と目が行くのは臣ばかりで

目元にあるホクロ
クールな笑顔
笑う時の癖

全てにときめいてしまう。

会いたいな〜なんて思っていると
丁度届いたライン

臣『明日夜空いてる？会いてぇんだけど』


会えると思うだけできゅんと胸が高鳴る
外で会うのは心配だけど
臣に会いたい気持ちが勝ってしまい

『私も会いたい。お寿司食べたい』

と送り明日の事を少しやりとりした。


友人「登坂さんに言わないの？」

会うやり取りをしていたことを見透かすような言葉

さすが友人なんて思う。

「言わない、ここで臣に助けられたらきっと彼女の気持ちに火に油注いじゃうだけだし。」

友人「決めたら頑固なんだから本当困るわ。あたしの事はいつでも頼ってよ、あと自分の身に危険感じた時は警察に電話しなよ」

本気で心配してくれる友人
いい友達を持ったなと思う。

その日は心配だからと泊まってくれた

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