こじらせ恋愛

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こないだ別れたのに
またすぐ新しい女なんて
本当ひーくんは女好き

今まで彼女が途絶えた所見たことない
まあモテるから仕方ないんだろうけど
その度に浮き沈みしてる自分の気持ちに疲れる


なんだかイライラモヤモヤしてしまう
しばらくひーくんの顔は見たくない


そんな事を思いながらも
夜に来ると言っていたひーくんの為に
家に戻り夕食を作ってしまった私


体に染み込んだひーくん好きにはほんとに困る


─ただいま


ただいまと言いながら
自分の部屋のように
合鍵を使い部屋に入ってくるひーくん

おかえりなさいと出迎える


臣「今日ごめん…」


きっと私に嘘ついたことを謝ってるのだろう
少し申し訳なさそうな気まずそうなひーくん


「女の人と出掛けようがなにしようが私に嘘つく必要ないでしょ？別に付き合ってるわけじゃないんだし」


精一杯の強がり


臣「まぁそうだよな。」


自分で言っておきながら悲しくなって
バカらしくなってくる

それでもひーくんから離れられない自分が一番バカ


臣「あー腹減った。オムライス食いてぇ」


「たまたまだけどオムライス作ってるよ。早く食べよう？」


臣「さすが！やっぱ俺の事一番わかってんのAだわ」



嬉しそうなひーくんのその言葉に思わず高鳴ってしまう
…ほんとに罪な男

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