強敵 ページ41
こんなところで遭遇するなんて…!
私の注意不足だった…!
このままでは皆が…
リドル「A!!後ろを見ろッッッ!!」
え…?
振り向いた………時には遅かった
ドゴッ…
鈍い音が鳴る
A「かはっ…!」
腹部を鉄の塊で殴られ、一瞬意識が飛んだ
トゥマコ「大丈夫かぁっっっ!!」
ミーア「Aっっ!!!」
早い…!
こんな速さじゃ走っても無駄か…
しかも…3人にとって今日が初めての討伐依頼だ
初日にこんな強敵の相手はさせたくない
最悪の場合…
嫌な予感が頭を過る
それだけは…させないっ!!
A「みんなっ!!私がここでコイツを食い止めるから…モンドへ報告して!!」
そう言っても3人は納得しない顔をしている
リドル「仲間を置いて逃げられるわけないだろっ!!」
ミーア「正気じゃないわっ!!アンタ馬鹿なのっ!?」
トゥマコ「Aが戦うのなら俺たちももちろん加勢するぞ!」
まずい…
ここは強く言うしかないっ!
A「いいから行ってっっ!!!」
3人「(ビクッッッ!!)」
A「コイツはあなた達が敵う相手じゃないの!正直、私でも危ないかもしれないっ!だけど、そうするしかないの!私の犠牲を無駄にしないためにも…早く行って!!」
みんな…ごめんね……
あなたたちを死なせたくないの…
犠牲は私だけで十分…
リドル「くそっっ!!絶対に助けを呼んで戻って来るからな!!」
ミーア「A、死なないでよねっ!!」
トゥマコ「必ず迎えに来る」
それぞれそう言うと、モンドへと走っていった
うん…
私は負けないよ…
ここで死んだら皆には会えなくなっちゃうから…
ギリッ
私は歯を噛み締め、ベタに向き直る
3人が安全な場所へ行くまで私が時間を稼がないと…
ベタ「ギギギ……グググ……」
不気味な音を鳴らしながら体が徐々に変形していく
A「アンタがベタね……」
この戦闘は時間との勝負だ…
被害が出る前に処理しなくては!
ダンッ!
私は勢いよくベタに斬りかかった
が…
ベタは即座に反応し、遺跡守衛とは思えないほどの動きでそれを躱す
いくら予測不能な行動をするとはいえ、私の予想を遥かに超えた動きを見せた
剣を振り下ろすが、捉えたはずの遺跡守衛の姿はそこにはない
空振りだ…
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時