思い出の地【3】 ページ29
クレー「ペンキ塗り…？あ、滑って転んじゃったの？」
とりあえずそういうことにしておこう！
A「そ、そうなんだ〜……それで赤いペンキがついちゃってね…」
クレー「Aお姉ちゃんだいじょうぶ？」
よし！なんとか誤魔化せた
A「このくらい平気だよ〜！」
クレーは安心したようだ
と、
ゴーン……ゴーン……
急に時計台の鐘が鳴り出した
バーバラ「あ……そろそろ教会の掃除を終わらせないと…」
クレー「うわぁぁっ！」
A(ビクッ！)
突然クレーが叫びだしたので驚く
バーバラ「く、クレーちゃん…？何かあったの？」
クレーは焦ったような顔で話す
クレー「どうしよう…お昼前には帰るようにってジン団長に言われてた！クレー怒られちゃう！」
バタバタ…！
クレー「じゃあね、バーバラちゃんとAお姉ちゃん！今度はクレーと一緒に遊んでねっ！」
タタタッ……
クレーは慌てた足取りで部屋から出ていった
バーバラ「もう、本当にクレーちゃんって可愛いよね…」
バーバラはクレーにメロメロだ
よほどクレーの事を気に入っているんだろう
バーバラ「っと…！教会の掃除をしないと」
彼女は掃除の準備を始める
A「まだ昼だけど…バーバラは偉いね…」
バーバラ「そんなことないよ…。これはバルバトス様に仕える聖職者として当然のことなんだから！」
バーバラが頼もしく見える
最初に会った時は、仕事を覚えるだけで精一杯だ〜…なんて言ってたのに
A「ふふっ…」
勝手に笑いがこみ上げてくる
バーバラ「な〜に〜？A〜？私おかしいこと言ってません〜」
A「ごめんごめん、掃除頑張ってね」
バーバラ「Aもゆっくり休んで、早く治してね」
バタン…
そう言うと彼女は掃除へと向かった
A「ふぅ……」
私は天井を見つめながら考え事をしていた
モンドに転送される前のタルタリヤのことを…
少しだけ意識はあった…
タルタリヤが何を言ったのかは全て聞き取れなかったけど、あの時確かに聞こえた
「俺の相棒を返せ」と…
目を見てわかった
こうしてタルタリヤと離れてしまったけど、彼なら来てくれると信じている…
今の状況では私の方から会いに行けないだろう…
行ったとしても様々な困難に直面することになる、最悪の場合は命を落とすことだって
そう…
だから…
私は彼を信じる
それまでは、皆に内緒にしておこう…
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます！(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (
レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな！自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…！応援ありがとうございます！！ヽ(｀▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです！更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニoニ | 作成日時：2022年7月18日 19時
