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思い出の地 ページ27

ギュオオオォォォ……シュパッ!!


強烈な風と音が生じた時には、既に3人の姿は無かった


その瞬間、悟った


間に合わなかった


空たちがAを連れて何処に向かったかは知らないが…


あの傷では助かるはずはない


せめて、相棒の死は……俺が見届けてやりたかった…


俺がこの手で殺してしまったというのに……


タルタリヤ「俺の相棒を……返してくれ……」


タルタリヤはその場に立ち尽くしたままだった…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜モンド〜


ギュオォォォ……シュパッ!!


バサバサバサッ!!


少年「うわあああっっ!!鳩が!どうしてくれるんだっ?!」


パイモン「空、急ぐぞ!」


目の前にはモンドの景色が広がっていた


空「よし…!俺がAを背負うから、パイモンは先に大聖堂まで行ってバーバラに伝えておいてくれ!」


パイモン「わかった!」


少年「無視するなぁぁぁっ!!」


空は自分の出せる力の限り、大聖堂へ向かった


空「もう少しだから耐えてください!Aさん……!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
A「うっ……」


?「あっ、まだ駄目だよっ!こんなに深い傷を負ってるんだから…しばらく安静にしてないと…」


A「あ、あなたは…」


目を開けると、見知らぬ場所に来ていた


?「私はバーバラ、この西風教会の聖職者なの。まぁ…私は治療も行ってあげてるけどね」


バーバラ……


あれ?


ここは…私が来たことある場所だ


まさか、モンド!?


A「ば、バーバラ!私だよっ!」


バーバラ「あれ?私たち…どこかで会った…?」


と、バーバラは思い出したようだ


バーバラ「ま、まさかAっ!?」


A「そうだよっ!数年ぶりかなぁ?」


バーバラ「うわぁぁぁんんっ!」


ぎゅぅぅぅぅ………


いきなりバーバラが抱きついてきた


A「ちょ、バーバラ痛い痛い痛い!!」


バーバラ「だっていきなり消えちゃうんだもん!それは心配するに決まってるよ…!」


そういえばそうだったな……


最後にモンドに居たのは何年も前だ


あの時といまとでは印象も変わっているのだろう


彼女が最初、私の事に気づかなかったことにも納得がいく


バーバラ「いきなり抱きついちゃってごめんね…私、嬉しくてつい……////」


A「バーバラは変わってないなぁ…」


バーバラ「えへへ……そうかなぁ…?」

思い出の地【2】→←虚無



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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時

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