理想と現実 ページ23
A「でも…空が「空」な訳ないじゃん…」
あんなに良い人が今回のターゲットである「空」なのだろうか
それは考えにくい
タルタリヤ「ま、とりあえず経過観察ってところだ…」
私は今回の依頼目標があの子ではないことを心から願った
A「そうだね…」
ふと、目に光が当たっていることに気づいた
ここがタルタリヤが言っていた朝日の見える場所だろうか…
横を見ると確かに綺麗な日が広大なこの地の地平線から顔を出し始めている
タルタリヤ「綺麗だろ…」
彼はどんな気持ちで言ったのだろう…
A「うん…」
その時の私には到底理解なんてできなかった…
ヒュン…!
!!
と、突然後ろから何かが現れた
?「【公子】様、【侠者】様、【道化】様がお呼びです」
タルタリヤ「ん?あぁ、お前たちか…」
そこにはファデュイのメンバーがいた
A「何かあったのかな…」
タルタリヤ「何か重要な要件でも?」
タルタリヤが質問すると、メンバーは下を俯き悔しそうな表情で、ゆっくりと話した
メンバー「大変申し上げにくいことですが…し、【淑女】様が……お亡くなりに…なられ、ました……」
タルタリヤ「な、なんだと……?」
あまりの衝撃に理解が追いつかない
【淑女】さんが…死んだ……?
A「うそ………」
メンバー「【道化】様の情報によると…【淑女】様は数日前に稲妻で「雷電将軍」の手により殺められたという事です…。それは御前試合によるものでした…」
?
A「御前試合…」
タルタリヤ「あぁ、Aは知らないか…。御前試合というのはお偉方の前で武術試合をすることだよ。負けた方は殺されるんだ」
そんな、試合をしたなんて…
ただ妙に引っかかる…【淑女】もファトゥスの一員である
彼女より強い者はなかなかいないだろう…
タルタリヤ「とても残念だ…。彼女はファトゥスの中で一番「神の心」を手に入れた人物でもある、モンド、璃月、そして次は3つ目の稲妻…。惜しいな…」
タルタリヤはそんなことを独り言のように言っている
が……仲間を殺された事は許せないのだろう
手が僅かに震えていた
タルタリヤ「聞くけど、相手は誰だった…?」
メンバー「それが、「空」だという情報が入っておりました……」
!!
タルタリヤ「!?」
タルタリヤは酷く動揺していた
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時