検索窓
今日:3 hit、昨日:40 hit、合計:69,301 hit

目覚め ページ3

A「うぅ…」


ふと気がつくと、意識が戻っていた


A「あれ…私はさっき…」


目の前には焚き火が炊かれている…


周囲を見渡すと、どうやらここは洞窟のようだった


洞窟の外では吹雪が吹いている


A「ここは…」


?「やっと起きたんだね」


A「っ!!」


カチャ!


私は咄嗟に身構える


?「ははは…!そんなに驚かなくてもいいのに…。でも、瞬時に身構えるなんて、君…結構な腕利きのようだね?」


そこには茶髪の青年が立っていた


A「だ、誰っ!?」


その青年は笑顔で答えた


?「俺はタルタリヤだ…。君は?」


タルタリヤと名乗るものは私に問う


A「私はA…」


タルタリヤ「Aか…いい名前だね!」


彼は私の目を観察するように見つめる


タルタリヤ「俺のことは遠慮せずにタルタリヤとでも呼んでくれ…。そんなことより、Aは戦いが好き?」


突然の質問に困惑する


A「戦い…?」


タルタリヤ「そうさ!強者が互いに命を懸ける舞踏…君の瞳の奥から強者の風格が見て取れるよ…!俺と戦ってくれるかい?」


この人は何を言っているのだろうか?


A「あなたは戦闘狂か何か?」


タルタリヤは笑う


タルタリヤ「ははっ!戦闘狂ねぇ…。部下からはそういう噂が立ってるみたいだけどね」


部下?


さっきからこの人が何を話しているのかよくわからない…


っと…!


一番大事な事を忘れていた


A「それより、あなたが私を助けてくれたの?」


タルタリヤは笑顔で頷く


タルタリヤ「あぁ。モンド地方の雪山で倒れていた君を見かけてね、ここまで連れてきたってわけさ」


一応感謝はしておこう…命の恩人なのだから…


A「ありがとう…」


タルタリヤ「礼なんかいいって!相棒の命は俺が守るからね」


え?


A「相棒…?」


タルタリヤ「ん?そうさ…俺たちは相棒だろう?」


出会って間もないのに?


タルタリヤ「ここは相棒がいないと死んでしまう過酷な地だよ?だって、スネージナヤなんだし…」


そういうものなのか……って、えっ!?


A「今なんて言ったの?!」


タルタリヤは困惑する


タルタリヤ「え、えっと…ここは相棒がいないと死んでしまう過酷な…」


A「違う!そこじゃないの…その後…!」


タルタリヤ「だって、スネージナヤなんだし…?」


な、なんてこと…


私、モンドからスネージナヤまで移動してたの…?!

戦闘前の談笑→←人物紹介



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
270人がお気に入り
設定タグ:原神 , タルタリヤ , 女主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。