目覚め ページ3
A「うぅ…」
ふと気がつくと、意識が戻っていた
A「あれ…私はさっき…」
目の前には焚き火が炊かれている…
周囲を見渡すと、どうやらここは洞窟のようだった
洞窟の外では吹雪が吹いている
A「ここは…」
?「やっと起きたんだね」
A「っ!!」
カチャ!
私は咄嗟に身構える
?「ははは…!そんなに驚かなくてもいいのに…。でも、瞬時に身構えるなんて、君…結構な腕利きのようだね?」
そこには茶髪の青年が立っていた
A「だ、誰っ!?」
その青年は笑顔で答えた
?「俺はタルタリヤだ…。君は?」
タルタリヤと名乗るものは私に問う
A「私はA…」
タルタリヤ「Aか…いい名前だね!」
彼は私の目を観察するように見つめる
タルタリヤ「俺のことは遠慮せずにタルタリヤとでも呼んでくれ…。そんなことより、Aは戦いが好き?」
突然の質問に困惑する
A「戦い…?」
タルタリヤ「そうさ!強者が互いに命を懸ける舞踏…君の瞳の奥から強者の風格が見て取れるよ…!俺と戦ってくれるかい?」
この人は何を言っているのだろうか?
A「あなたは戦闘狂か何か?」
タルタリヤは笑う
タルタリヤ「ははっ!戦闘狂ねぇ…。部下からはそういう噂が立ってるみたいだけどね」
部下?
さっきからこの人が何を話しているのかよくわからない…
っと…!
一番大事な事を忘れていた
A「それより、あなたが私を助けてくれたの?」
タルタリヤは笑顔で頷く
タルタリヤ「あぁ。モンド地方の雪山で倒れていた君を見かけてね、ここまで連れてきたってわけさ」
一応感謝はしておこう…命の恩人なのだから…
A「ありがとう…」
タルタリヤ「礼なんかいいって!相棒の命は俺が守るからね」
え?
A「相棒…?」
タルタリヤ「ん?そうさ…俺たちは相棒だろう?」
出会って間もないのに?
タルタリヤ「ここは相棒がいないと死んでしまう過酷な地だよ?だって、スネージナヤなんだし…」
そういうものなのか……って、えっ!?
A「今なんて言ったの?!」
タルタリヤは困惑する
タルタリヤ「え、えっと…ここは相棒がいないと死んでしまう過酷な…」
A「違う!そこじゃないの…その後…!」
タルタリヤ「だって、スネージナヤなんだし…?」
な、なんてこと…
私、モンドからスネージナヤまで移動してたの…?!
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時