隣のデスクの聖臣くん【佐久早聖臣】 (ページ2)

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A)AAです。よろしくお願いします。

私が軽く挨拶すると、パチパチと何人かの拍手が聞こえた。

佐久早)佐久早聖臣です。よろしくお願いします。

隣の彼が挨拶すると女性社員から結構な拍手を貰っていた。

気になったので見てみると結構なイケメンだった。

しかも175の私よりも高いということは180以上は絶対あるな。

しかもここの会社は結構なエリートだ。

自分で言うのもなんだけど。

このイケメンは頭が良くて顔がいいのか。

運動は知らんけど……。

そんなハイスペほっとくはずないか。

そんなことを考えていると、朝礼が終わった。

よし、朝礼も終わったことだし、デスクの掃除するか。

佐久早)チッ。

何故か隣から舌打ちが聞こえた。

A)あ、ど、どうしたの？。

佐久早)ん、？あー、なんでも。

佐久早くんはデスクをじっと眺め、いっこうに物を置こうとしない。
もしかして……。

A)あの、お節介だったらあれなんだけど、これ、使う？。

そう言って私は除菌シートを取り出した。

佐久早)いいのか？。

A)うん、。

佐久早くんはキラキラした目で私の方を見てくる。

そのままウキウキしながら掃除を始めてた。

あんまり顔に出るタイプの人では無さそうだ。