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指輪の話3 ページ7

川西side

大阪に戻って暫く経ってから水田くんが謹慎になった。
たまたま偉いさんが見に来てたイベントに、たまたま水田くんが遅刻をした。
解散の話もされたけど、待つよって言った。
やっぱり水田くんと二人で漫才したいやん。


水田くんの謹慎は思てたより短くすんで、劇場での出番を待っていた時

「賢ちゃん彼女できたんやなぁ」

同期のかまいたち濱家が薬指を指しながら言った。

川西「そうやねん。ええこやで」

濱家「指輪堂々としてるくらいやもんなぁ。
結婚とか考えてんのん?」

川西「いずれはする」

濱家「えぇやん」

川西「ただなぁ、あんまし会えんから…………」

濱家「忙しい人なん?」

川西「忙しいなぁ…………。
それに遠距離やしなぁ…………」

濱家「えっ? どこのこなん?」

川西「とう………………」

水田「賢志郎!! 大変やで!!」

東京と言おうとした時、楽屋の扉が勢いよく開いて水田くんが慌ただしく入ってきた

川西「どうしたん?」

水田「橘さんが大阪でロケしてるって!!」

興奮気味の水田くん。
その一言に濱家まで興奮してきた。

濱家「えっ? 橘さんってあのwaveの?」

水田「そうそう! ロザンさんと商店街ロケやって!!」

濱家「橘さんがバラエティーの外ロケって今まで聞いたことないよな。
俺ファンやから会いたいわぁ」

会いたいわぁと言いながら舞台へ行った。

二人きりになった楽屋で

水田「聞いた話、最近バラエティーのゲスト増えてるみたいやで。
将来を考えての事かな?」

川西「将来って?」

水田「そら結婚した後の事とか、スキャンダルになった時の事とか………
指輪の事もだいぶ弄られてるらしいし」

川西「無理してないとえぇけど。
あのこ苦手やん」

水田「そうやとしたら、賢志郎愛されてるやん」

川西「えっ?」

水田「だってそうやん。女優さんとかは弄られるのわかってて出てきたりする人いてないやん。タレント枠やったらわかるけど」

川西「ふふ。 それやったら嬉しいなぁ」

周りから見たら珍し事でも、Aちゃんにとって苦手な事でも、そこに俺が存在するんやったら嬉しいことはない。

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設定タグ:和牛 , 川西賢志郎   
作品ジャンル:タレント
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作者名:美音 | 作成日時:2019年3月21日 11時

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