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有岡くん、マジで何言ってんだよっ！！
有岡くんは必死に俺を止めてくれた。
だけど、だけど、それじゃ有岡くんが...っ！
有岡くんの首筋には八乙女が持つナイフが突きつけられている。
俺のせいで、
もうこれ以上、彼を傷つけたくない。
「有岡くんを離せ」
「何？やっとやる気でた？」
「いいから。離せ」
「俺と喧嘩、する？」
「本気で受けてやる。だから離せ」
「ふふ、待ってました」
有岡くんを見ると、ぎゅっと目を瞑りナイフを突きつけられたまま。
「おい。八乙女、そのナイフよこせ」
「っ、」
八乙女を睨みつけ、俺は有岡くんのそばへ。
八乙女は俺に睨まれ動けなかったらしく、簡単にナイフを奪うことができた。
ボロボロの有岡くんを前に、涙が出そうになる。
こんなに震えて......、
俺のせいで、ほんとにごめん。
ぎゅっと、有岡くんを抱きしめる。
「いってて。あれ？......たか、き？」
そっと目を開けた有岡くんが驚いた声を出す。
「有岡くん。面倒なことに巻き込んで本当にごめん。」
「だーかーらー、俺は大丈夫だってば」
「それから......、有岡くんの言いつけ、守れなくてごめん。俺、男だから。売られた喧嘩は買わなきゃね」
「え？何言って......、たかきっっ！」
俺は薮を本気で倒しに行く。
有岡くんをこんな目に合わせた罰を、受けてもらう。
「来いよ、待ちくたびれたぜ」
「ああ、本気で行く」
シン、とした中で、殴り合いがスタートした。
お互いの息遣いと打撃音だけが響く。
この時の俺は、もう誰にも止められないくらい覚醒していた。
有岡くんを傷つけやがって......、俺の有岡くんを......！！！
だから、薮が次の一撃で瀕死の状態になることすら、気がついていなかったんだ。
「待って......！それ以上は、だめっ！！！」
そんな状態で喧嘩していた俺を止めてくれたのは、やっぱり君だった。
ねぇ、有岡くん。
「......っ！？」
薮を目がけて渾身の力で振り上げた拳は、有岡くんの腹へ命中していた。
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ひーろー(プロフ) - 孤独な、ヒーロー。のパスをお願いしますいただけませんか？お願いしますm(_ _)m (2018年5月15日 19時) (
レス) id: 4255eacb08 (このIDを非表示/違反報告)
９３９(プロフ) - さくらisさん» えへへー、そなのー！久しぶりに読み返したらさ、もうひどいひどい！恥ずかしくて書き直し中！笑 (2018年5月14日 23時) (レス) id: 65ffb71be6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらis(プロフ) - あれー!新しくなってるー(*^^*) (2018年5月14日 17時) (レス) id: e2ff0d94dd (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾ひめか - カシオレの悲劇のパスって教えていただけませんか？ (2016年10月14日 16時) (レス) id: 7b0a32013c (このIDを非表示/違反報告)
ともか - 凄く良かったです！続編待ってます(笑) (2015年6月21日 9時) (レス) id: 5f9c707f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：９３９
| 作成日時：2014年12月23日 19時
