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学校が終わり、軽い足取りで薮くんちへ向かう。

あんなに犬猿の仲だったのに今じゃこんな仲良しなんて不思議。人生何があるかほんとわかんねぇな!


そんな中でも有岡くんと一緒に帰りたかったなー、なんて考えちゃう俺。
最近有岡くんといる時間が多くって、やっぱ好きだな、って思う。

笑ったときのはちゃめちゃな笑顔とか、声を出して笑うところとか、無駄に大きい声で俺を呼ぶ時のまぬけな顔とか......なんであんなに可愛いんだか。


......って!

最近、気がつけば有岡くんのことばっか考えてる自分に苦笑い。はー危ない危ない。顔ゆるゆるだろーな、俺。








「なぁ、お前が高木?」



突然後ろから呼ばれた。



「は?」



久しぶりに低い声を出した。



「高木、だな?」
「そうだけど、俺になんか用?」



後ろにいたのは、俺より10cmくらい背の低い超イケメン。真っ白な学生服に明るい茶髪の身なりをしている。

誰だ?こんな奴、俺知らないんだけど。



「お前が薮の仲間?」
「だったら何?」



回りくどい奴嫌い。
だって何が言いたいのか全然分かんないんだもん。

でも何で薮くん?



「お前のせいで薮が喧嘩をしなくなったって聞いたけど?」
「あぁー、......それは当たってるかも」



確かに俺のせいかもしんないな、いや有岡くんパワーか?なんて呑気に考えていたら、腹に強い衝撃が加わった。



「く......っ、...ぁ、」
「あんた、全然大したことないじゃん」
「いきなり何すんだよ、いってぇ、」
「あー、まあ挨拶ってやつかな?」


全然気配に気がつかなかった。

こいつ、強ぇな。


そして名前の知らないイケメン野郎は口の端を上げ、にやりと妖しく笑う。



「薮に言っておいてよ?約束を破ったお前を許さない、ってね?」
「は、誰が伝えるかっての」



こいつ、薮くん狙いか?



「ま、そのうち壊してやるよ、薮も、あんたたちも」
「は?」



何でこんな奴にとやかく言われなきゃいけねぇんだよ!



「てめぇ、名前は?」
「ふふ、知りたい?」
「言え」



目の前の小柄な男がフッと笑う。



「俺?俺は山田涼介」
「山田涼介......?」
「じゃぁね、高木雄也」



そう言いながら山田は去っていった。

何なんだよ、一体!

03→←01 この身に変えても。



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ひーろー(プロフ) - 孤独な、ヒーロー。のパスをお願いしますいただけませんか?お願いしますm(_ _)m (2018年5月15日 19時) (レス) id: 4255eacb08 (このIDを非表示/違反報告)
939(プロフ) - さくらisさん» えへへー、そなのー!久しぶりに読み返したらさ、もうひどいひどい!恥ずかしくて書き直し中!笑 (2018年5月14日 23時) (レス) id: 65ffb71be6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらis(プロフ) - あれー!新しくなってるー(*^^*) (2018年5月14日 17時) (レス) id: e2ff0d94dd (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾ひめか - カシオレの悲劇のパスって教えていただけませんか? (2016年10月14日 16時) (レス) id: 7b0a32013c (このIDを非表示/違反報告)
ともか - 凄く良かったです!続編待ってます(笑) (2015年6月21日 9時) (レス) id: 5f9c707f9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:939 | 作成日時:2014年12月23日 19時

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