検索窓
今日:2 hit、昨日:28 hit、合計:372,543 hit

ページ8

yt side





「いて、」
「裕翔くん!!まだ動かしちゃダメったら!!」


あれから、

包帯ぐるぐる状態の俺を甲斐甲斐しく面倒見てくれるのは、将来の嫁(仮)のやま。



「裕翔くんさえよければ、俺の家に来ない?」



退院の前日、
おずおずと俺に聞いてきたやま。(もちろん即答でイエス)

命に別状はなかったにしろ、
右腕の骨折はまじでどうしようかと思ったよね。

風呂入るのも大変だし、ご飯食べるのも大変。
何より、ドラム叩けないのが一番イタイ。



だけど、
怪我をした先に、

こんなご褒美が俺を待っているなんて。



「裕翔くん、あーん」
「裕翔くん、かゆいとこ、ない?」
「裕翔くん、何かしてほしいこと、ない?」



ふっふっふ、

毎日やまの美味しい手料理が食べられるし、
ぜーったい一緒に入ってくれなかったお風呂に一緒に入って、なんと髪の毛まで洗ってくれるし、

なんていったって、




「ゆ...、とくん、...、きもち、いぃ?っ、ぁん、」
「ん、...、やまのナカ最高だよ」
「っ...、んっ、っ...ぁん、っ...」




頬を赤く染めて、恥ずかしがりながら俺の上で揺れるやまは、うん、控えめに言っても最高。

別にしようと思えば、いつも通り動けるんだけど、
やまが「怪我が治るまで、俺が動くから!」って。

はー、なんて健気。可愛い。
それならば、とやまの提案に頷いた。



上下に揺れる白魚の肌、
上気した頬、
ダイアモンドの様なキラキラ光る汗、
ぷっくりした美味しそうな唇から漏れる甘い吐息、

全てが俺を高めていく。



「やま、気持ちいいよ、」
「ん、っ...うれしぃ...っ、ぁんっ」



やまの乱れる姿をじっくり堪能しながらえっち出来るなんて。まじ怪我の功名。

でも、
やっぱりさ、

可愛い健気なこの子を俺が満足させたいよね。


もともと器用な俺は、するりと重心を動かして、



「え、...、ゆと...く...っ?」



いつも通り、やまを上から見下ろす。

彼の喉元が、こくんと上下したのが見えた。



ふふ、期待してるその目も、大好きだよ。




「もっと、気持ちよくなろっか」




もっともっと、俺で蕩けてよ。

どんな角度から見えるやまも、ぜんぶぜんぶ俺のもの。



♡終♡

ヤキモチのこぶたちゃん。ybym(10/2up)→←俺の嫁、下から見るか上から見るか。ytym(10/1up)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (287 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1940人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:939 | 作成日時:2017年9月29日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。