やまだ狩り。arym★（9/30up） ページ6
リアル設定。
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ym side
じーーーーー、っと、
さっきから穴を開くほど見つめられ続けて一時間。
なんなの、マジで。
「なぁ、まじ何？俺なんかした？」
「いや何も。ただ見てるだけ。気にすんな！」
「.........。。。」
さっきからこの会話の繰り返し。
まじなんなの、今日の大ちゃん、マジで変！裕翔並みに変！気にすんなとか無理っしょ！！
「やま〜、俺がまるでヘンタイみたいじゃーん！」
「げ。聞こえてた。つーか裕翔くんは正真正銘のヘンタイでしょっ！俺の胸元いっつも見てるじゃんか！」
「えへ、ばれてる〜！」
......俺の周り、どいつもこいつも何なんだ！！！
それからトイレに行く時も、
個人撮影の時も、
知念と話してる時も、
お寿司食べてる時も、
じーっと見つめられ続けて、そろそろ顔に穴が開きそうだわ。
「ね、大ちゃん。まじでなんなのさ」
きっと大ちゃんのカンに触ること、何かしちゃったんだ。
手っ取り早く謝って、元に戻ってもらお。って、そう思ってたのに。
「ん？いや〜綺麗だな〜って」
「は？」
予想外の答えに何も言い返せず。
「山田、まじで綺麗だな〜って見てるだけ」
「......っ、」
「お、赤くなった！は〜お前まじ可愛いなぁ〜！！！！」
「〜〜〜〜っっぅ」
大ちゃんに、綺麗、可愛いと言われまくった俺の全身は真っ赤っか。
何も言い返せないまま口をへの字に曲げる。
「あっはは、超真っ赤じゃねーか！外の紅葉より真っ赤じゃねーの？！この秋は紅葉狩りより山田狩りが流行るかもな！なんつって！」
はぁ〜そこらへんの紅葉より山田見てる方が癒されるわ〜。
てことで、ご飯行こうぜ！だって。
山田狩りとかうまいこと言ったわ〜とかなんとかでご機嫌な大ちゃんを尻目に、無言で着替え始める俺を小突く裕翔。
「やま、溺愛されてますな！」
「ゆーと、うっさい」
つーかなんなんだよ、やまだ狩りって。
ネーミングこえーわ。
でも、
「俺も、大ちゃんが一番かっこいいって思ってるからね」
なんて、彼にしか聞こえない声量で、彼の耳元で囁けば、彼の首元がじわじわと赤くなるのが見えた。
「ばっ......！おまっ、今それ言う？！」
「ふふっ。仕返しだし！」
二人とも真っ赤っか〜！なんてメンバーにからかわれたけれど、そうさせてるのは俺だし、そうさせられるのは彼だけ。
真っ赤な俺を、早く堪能してよ。
ただし、二人っきりになってからね？
♡終♡
俺の嫁、下から見るか上から見るか。ytym（10/1up）→←★
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作者名：９３９
| 作成日時：2017年9月29日 12時
