【HH×暗殺教室】ゾルディック家長女in暗殺教室

6殺目　転校生 ページ7

＊渚サイド＊


「はい皆さん、HRを始めます。今日は全校集会がありますから、昼休みに移動してください。

ああ、それと、今日は転校生が来ます。では、出席をとります。」



「さらっと重要な事言いおった!!!」



教室中がハモった。


転校生…ホントにさらっと言われたその言葉に、みんなは驚きを隠せない。


僕も、正直凄く驚いている。


そして、僕もみんなも、薄々気が付いてる。


このE組に、転校生。そして、この時期に。





相手は一体誰なのか？答えは…一つだ―――――






ガラララッ―――





ドアが勢いよく開いた。教室に入ってきたのは…綺麗な人だ。

白い肌に、銀の髪と瞳がよく似合う。

制服を着ているから、この人が転校生なのだろう。





「どーも、A＝ゾルディックです…よっ!!」




Aさん…は、入ってくるなり、挨拶したかと思ったら…

緑色の刃物・・・？ああ、あれは、対せんせーナイフ！

いきなり攻撃を繰り出した。



「くっ！はぁっ!!」


ヒュン ヒュヒュン


「にゅやっ!?にゅ、にゅにゅにゅにゅにゅ!!」



・・・殺せんせーがいつにも増してコミカルだ・・・



Aさん…凄く軽い身のこなしだ。

先生も、まさかこの状況で攻撃されると思わなかったんだろう。

テンパってて、動きが常人並に落ちている。




Aさんは、素早い動きでナイフを操っている。




手練れだ。




この教室で、そう感じない人はいないだろう。

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