【HH×暗殺教室】ゾルディック家長女in暗殺教室

19殺目　メンバー ページ20

席に座ってほうけていたら、声をかけられた。

声が聞こえたのは隣の方…カルマだ。


「ねぇA、修学旅行の班、一緒に組まない？まだ組んでないでしょ。」

「そうだけど…班って6人1班じゃないの？」

「細かいことは気にしない。他にも7人班いるし、みんなもそれが良いって言ってるよ。」

「みんな？他の班員って誰？」

「俺と渚君、杉野、茅野、神崎さん、あと、奥田さん。」



ふーん。楽しそうなメンバー。

気心知れてるメンツだし、それでいいかな。



「じゃあ、あたしもその班に入るよ。」

「おっけー、決まりだね。」


とにかくボッチにならなくて良かった…！切実に…!!








・


あれはなんなのだろう…



「一人一冊です」



殺せんせーの持っているそれは、少なくともあたしが知っているそれとは限りなく違う。




「殺せんせー、もう一度問う。それは、何？」


「修学旅行のしおりですよ。先生、はりきっちゃいました！」




いやいやいや！しおりっていうか、もはや辞典だよ！荷物としては重すぎるし、

明らかにいらない情報まで事細かに載ってるよ!!

はりきりの方向性間違ってる!!!




「総ページ数1344ページとか、やってらんないよ。ねえ、カルマ。」

「ホントだよ…あ、京酢を1.8L一気に飲むと殺せんせーの顔が変化するって。」

「飲ませてみようか。腹いせに。」

「それ、賛成。」




・



「カルマ君とAさん、何か企ててるみたいだね…」

「それ、私もまざりたーい！よーし、渚くんも協力するのだ！」

「ちょっと中村さん!?」

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