【HH×暗殺教室】ゾルディック家長女in暗殺教室

17殺目　真意は何 ページ18

第一印象、超質素。


アパートの話ね。学校が終わり、あたしは父さんに言われたアパートの前に来ている。

あのタコを殺すまで、ここから学校に通えってさ。

で、そのアパート、だいぶボロい。

こんな…こんなトコロでしばらく暮らすのかよ…




上空からオーラを感じる。このオーラは、あたしがよく知るモノだ。



「ツボネ！アマネ！」




ゾルディック家の使用人・ツボネとアマネが空を飛んできたのだ。

おっと、舞空術ではなくて。

ツボネが、自分の能力でジェットフライヤー(？)になり、

孫のアマネがそれに乗ってる、って言った方が正確だね。




「A様、お荷物一式お持ち致しました。」



ツボネがそう言って、一つのキャリーバックを差し出した。

ずいぶん小さいのな。



「荷物、少ないんだね。」

「必要最低限で良いと、シルバ様が申されましたので。」



「A様、シルバ様よりご伝言がございます。」



言ったのは、凛とした表情のアマネ。




「『お前が今回、この仕事をするにあたり、幾つか注意事項を伝えておこう。

まず、念は絶対に使ってはいけない。次に、ターゲット以外に危害を加えるな。一切だ。

これらを破った場合、お前は家に強制送還だ。いいか、慣れるんだ。普通の生活に。』」




…な…なんですと…!!??



まさか、念を使うなってのが本気だったとは…っていうか、何で??



その真意はなんなわけ??


っていうか、それでホントにタコを殺せるのか??





「それではA様、あたくし達はここで失礼致しますよ。」




ふう…



この前も言ったセリフ…もう一回言う事になるとはね…







「できるかああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

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