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瞳 に 映 る は ページ3



『知らない人だから、!』



【叶】

「僕しか見てないって言ったもんね?」

笑っているのに顔には濃い影が。怖がって後ずさるけれど、なんで逃げるの、なんて。


「やっぱり外に出すと知らない匂いがおまえに付くからさ、……ずっとここにいようね」


にこり、変わらず彼は笑う。


「世界で1番愛してるよ、A」





【フレン・E・ルスタリオ】


「ねぇAちゃん?さっきの人って誰かな」

宥めるように手を握って、いつも通りに笑っているように見せかけて。


「私だけじゃなかったの?ね、」


笑顔は崩さず。でも握られた手の力は強くなるばかり。


「Aちゃん。私だけ、見てくれないんだ?」


首に伸びた手のひら。息もできないほど、苦しくて甘い愛。


「苦しいね、かわいいね、A。

私だけ見ててね。」





【加賀美ハヤト】

「どういうつもりですか」


帰ってきた彼は乱暴に押し倒した。どんっと頭を打つも、彼はどうでも良さげにネクタイを緩めた。


「私だけ、って言いましたよね。まだわからないんですか、ねえ」


早口で捲し立てられ、息を飲む。こんなに…冷たい目ができるのか、この人は。


「また1から教えてあげましょうか?Aさん。やはりあなたを外に出すべきじゃありませんでしたね。」


表情のない顔で、静かに見下ろした。





【弦月藤士郎】

「ねぇ、A?ちょっとお話しよっか」

ドライヤーを切って、にこっと笑ってそう言われる。後ろからそっと抱きしめられて、耳元で一言。


「Aが世界で1番愛してるのは僕?」


頷けば彼は満足そうに笑った。


「じゃあお昼に会ってたあの人とは、二度と会わないよね?」


声の甘さに驚く。びくりと肩を揺らせば、ふー、と息をかけられる。


「Aの弱いとこ僕たくさん知ってるよ。」


くるくると髪を弄りながら、彼はそう言った。肩口に顔を押し付けて、少し寂しげに。


「僕こんなにAちゃんが好きなんだけど」





【緑仙】

「A、ねえ、聞いてる?誰だよ、あいつ、ねえ、A」

何度も何度も名前を呼ばれて、もはや洗脳みたい。ごめんなさいと謝って、耳を塞ぐけれど、乱暴に腕を退かされる。


「何で謝んのさ、何で耳塞ぐの?ねえ、A」


余りの気迫に泣き出しそう。


「何で泣くの?A、自分の立場分かってる?悪いのどっち?」


同じことを何度も聞かれる。泣き出しても、言い訳をしても終わらない。


「早く話して。あれは誰?」

隠 し ご と は→←来 世 に 期 待 ※



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みずな - 初コメ失礼します。なかなかない女性ライバーさんの百合っぽいお話が多くて嬉しいです。 (2023年4月18日 19時) (レス) @page25 id: fa8f980323 (このIDを非表示/違反報告)
ぬな(プロフ) - 他作品では見ない女の子達が多いうえに解像度が高すぎて最高でした👏 (2023年3月4日 20時) (レス) @page6 id: ef1d748dcf (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 遅れてしまいました!確かに5人までですね…ならMysta様を減らしてほしいです… (2023年1月22日 22時) (レス) id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - 初コメ失礼します。女性ライバーさんのお話少ないので助かります…!毎日楽しみにしながら過ごしております! (2023年1月4日 11時) (レス) id: 9fae81429f (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - リクエスト失礼します。「ヤンデレライバーに首輪をつけてほしいと夢主が頼んだら」をlosさん、msrさん、iniさんで見たいです。出来ればお願いします。 (2022年12月16日 21時) (レス) id: cf64f53297 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひゅうがなつ | 作者ホームページ:無いっス。  
作成日時:2022年9月5日 1時

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