私の世界に色がついた ページ32
「何も判らぬ幼子なんだ。首の座らぬ幼子を誰が憎悪するか?」
刹那
私の世界が色づいた
今まで灰色だった世界は様々な色に染まっていく
おじさんの真っ直ぐな瞳が私を貫く
嗚呼、貴方はそんな色だったのですね
そう、誰も私を憎んでなんか無かった
『フフ……フフ……』
思わず笑みを溢した
『アーッハッハ!!アハハ!!アハハ!!』
笑いを堪えられなくなり大きな声で笑い叫ぶ。
すぐ障害物を乗り越えて下へと飛び降りる
「お、おい!」
おじさんの引き止める声が訊こえたがまあ善い。
私はこの胸の高鳴りを抑えられないのだ
飛び降りた私に皆が注目した
そんなことも気にせず声を高らかにして私は云った
『そう!皆幼子なのね!』
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豆腐。(プロフ) - 読者さん» コメント有難う御座います!!好きって云って貰えて嬉しいです!!もうすぐ続編作るのでよかったら見てください!! (2023年4月4日 20時) (レス) id: 8e2b958038 (このIDを非表示/違反報告)
読者 - めっちゃ好きです!!!いつも楽しく拝読させていただいております…!応援してます! (2023年4月4日 18時) (レス) id: 908213f494 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐。(プロフ) - 審神者は霊力豊富さん» 最高なんて…最高の褒め言葉有難う御座います…!! (2023年3月11日 21時) (レス) id: 8e2b958038 (このIDを非表示/違反報告)
審神者は霊力豊富 - 最高ですね (2023年3月11日 21時) (レス) @page21 id: b1b3a0c5e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐。 | 作成日時:2023年2月25日 12時