其の言葉が紡がれる事は。 ページ22
其の言葉の続きが紡がれる事は無かった
何故なら────
「黙れ!!」
Aの言葉に耐えきれなくなった福沢が思わず喝を入れたからだ
福沢は武術の達人故か喝を入れただけでAを吹き飛ばしてしまった
Aは其の衝撃で何時も糸目だった目が開かれる
其の目はまるで翠色の宝石の様に綺麗で美しかった
まあ、そんな事を云っている余裕は福沢には無い
「すまん!」
福沢はAに駆け寄る
「怪我は無いか?」
『……え……あ……う、うん。大丈夫よ……』
Aは困惑しながら途切れ途切れに返事した。
福沢はAが落とした帽子を拾い上げてAに云う
「少女、この仕事を手伝え。うまくやり切れたら次の仕事先も紹介してやる。如何だ?」
福沢はAに帽子を差し出す
『判った、手伝う……』
帽子を受け取りそう云ったのだ
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豆腐。(プロフ) - 読者さん» コメント有難う御座います!!好きって云って貰えて嬉しいです!!もうすぐ続編作るのでよかったら見てください!! (2023年4月4日 20時) (レス) id: 8e2b958038 (このIDを非表示/違反報告)
読者 - めっちゃ好きです!!!いつも楽しく拝読させていただいております…!応援してます! (2023年4月4日 18時) (レス) id: 908213f494 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐。(プロフ) - 審神者は霊力豊富さん» 最高なんて…最高の褒め言葉有難う御座います…!! (2023年3月11日 21時) (レス) id: 8e2b958038 (このIDを非表示/違反報告)
審神者は霊力豊富 - 最高ですね (2023年3月11日 21時) (レス) @page21 id: b1b3a0c5e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐。 | 作成日時:2023年2月25日 12時