天使の目にも涙、らしい * ページ9
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�眥諭� 今日は何個かある曲候補をAちゃんが歌ってみて、どれが一番たのしいか！決めよう！ 」
『 あ、そんな感じでいいんだ！ 』
�眥諭� 楽しいのが一番だからねっ。Aちゃんやりたい曲ある？俺はこの辺歌って欲しいかなかなって思うんだけど…… 」
居残りで課題をやりながら、横目でチラチラ大夢と水瀬さんが真剣に打ち合わせしている所を見る。水瀬さん、今日もかわいい…。って、何考えてんねんおれ！課題やらな。。
尾崎「 雄大まだーー？って、あ、大夢とAじゃん！今年もA歌うん？ 」
『 歌うよー、匠海も歌上手いんだから歌えばいいのに。』
尾崎「 俺はええねん(笑) 」
「 匠海、水瀬さんの歌聞いたことあるん？！ 」
�眥諭� 雄大は聞いた事無いんだ 」
『 会話が渋滞してるって(笑) 』
みんながそれぞれに話し出すから水瀬さんは楽しそうに笑ってる。
『 何がいいと思う〜？候補これなんだけど。』
尾崎「 全部いいやん、とりあえず歌ってみたら？ 」
「 お聞かせ願います！！！ 」
�眥諭� 意味わかんない(笑) 」
『 佐野くんは課題に集中しなさいよ(笑) 』
青春とは？と聞かれた時、真っ先に思いつく光景こそいまのこの瞬間な気がしてる。めちゃくちゃ青春してるやん、俺。
『 🎶〜 会いたいんだ今すぐその角から……… 』
『 🎶〜 ただないて笑って過ごす日々に……… 』
水瀬さんが歌う曲すべてがよくて、透明感があるけど、なんかしっかりしてる感じ。ちょっと詳しいことは分からないけど、とにかく上手で、気付いたら涙を流していた。
『 どうだっ、、え、佐野くん？泣いてる？ 』
�眥諭� 俺も泣きそう、なんかやっぱり、Aちゃんの歌好きだなあ。」
『 …………天使の目にも涙、』
�眥諭� …ん？ 」
尾崎「 あ、うん、Aのこのモード気にしないであげて。」
�眥諭� ちょっとよく分からないけど、そうだね(？) 」
「 全部好きや、、ほんまに上手いんやな、、」
『 ありがとう、嬉しい！ 』
照れたように笑ってる水瀬さんに、胸がきゅんとしてしまった。
「 ……なあ水瀬さん？ 」
『 ん？ 』
「 青と夏は…？ 」
�眥諭� いいじゃん、青と夏！ 」
尾崎「 それにしたら？夏だし、青春だし！ 」
『 いいかもね、ありがとう佐野くん！ 』
水瀬さんに合うだろうな、って提案してみたものが通ってくれて嬉しい。早く聴きたいし、これ俺の選曲だぜ😎って自慢してやりたい。
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作者名：たん | 作成日時：2024年3月13日 15時
