関わらないでほしいんですが…？【ｄ！】【ＷＴ】 (ページ47)

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・ん？哲学か何かですか？（理解力無）ページ47

冬人視点

冬人「本物だけど、本物じゃないって何だよ…。」

哲学かなんかですか。

冬人「あぁ、俺はこのゲームに転生してきた。」

このヒロイン何か知ってるぞ？？

音「やっぱり！！！」

音「何でそんな事を知っているかって？」

冬人「！？」

心を読まれた！？

音「心は読んでないよ！普通の人間ですから！」

オスマンと違って、と音はボソリと呟いた。

と、いう事は顔に出てたのか…。

音「時間ある？」

冬人「まぁ、あるよ。」

音「そこでお茶しながら話さない？」

音「私も次のイベントまで時間を潰したいの。」

冬人「次のイベントって…あぁ…夜に潜入する奴な？」

音「そう！それ！」

音に連れられ俺は近くの喫茶店に入った。

はぇ～～…凄いオシャレなんだが…つーか見覚えあるぞここ。

音「グルッペンとオスマンのイベントに出てくるからね。」

冬人「あぁそういう事か。既視感の塊だったから。」

納得納得。

店員「こちらへどうぞ。」

音「は～い♪」

店員「(可愛い)」

流石ヒロイン。

冬人「で、何でそんなこと知っているの？？」

音「そだねぇ～どこから話そうかなぁ～？」

冬人「0.1から10まで。」

音「普通そこは1から10まででしょ…。変わってるね？」

冬人「どーも。」

ヒロインには言われたくないっす。

音「私、ヒロインでしょ？」

冬人「うん。そうだね。」

音「で、乙女ゲームでしょ？」

冬人「うん、そのようだね。」

音「で、私を操るプレイヤーがいるでしょ？」

冬人「そこまでは知らない、つーかメタいな。大丈夫か。」

音「大丈夫。」

音「それでね、うちのプレイヤー…恋愛下手なのよ。」

冬人「良いじゃねぇかそんなぐらい…うちも中々好感度上がらなかったよ。」

音「違うの！！」

ドンッと、音は机を叩く。

周りのお客さんの視線が…うぅ…痛い…。

冬人「ごめん、ごめん。で？続けてどーぞ。」

だから座ってくれ‥‥。

音「好感度が上がりまくってんの…。」

ん？いい事じゃんか？

何がダメなんだろ？