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答えようとする彩を遮り黒木が言った。
黒「アーヤさえよければ、俺に愛されてみない?」
突然放たれたその一言に彩は戸惑いを隠しきれずにいた。
そんな彩を見ながら黒木は話を続ける。
黒「俺ならアーヤが求めてる本物の愛をあげることができる。それにもしかしたら花咲病も治るかもしれない。
どう?アーヤにとっていい案じゃない?もちろんアーヤが嫌だと言うなら強制はしない。ただ、俺はアーヤが望めばいつでもアーヤに愛をあげるよ。まあ、アーヤが望めば他の奴らも愛をあげるだろうけどね笑」
黒木が話し終わると今度は彩が話し始めた。
彩「、、、黒木くん、本物の愛ってその言葉信じてもいいの?私、自惚れてもいいかな?」
彩がそう言い終わる前に黒木は彩を抱きしめた。
黒「アーヤ、俺も自惚れていいかな?アーヤ、好きだよ。」
そう彩に伝えると彩は顔を赤くしつつ頷いた。
『花咲病』__別名『求愛病』
そんな病にかかってしまった彩だからこそ本物の愛を見つけれたのかもしれない。
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伊都(プロフ) - 氷奈さん» ありがとうございます!頑張ります!! (11月17日 17時) (レス) id: 9c92110093 (このIDを非表示/違反報告)
氷奈(プロフ) - とても面白いです!!更新がんばってください! (11月17日 15時) (レス) @page3 id: 856242db7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊都 | 作成日時:2023年11月1日 12時