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神楽 ページ7
「お、おい」
「ん？ぁあ、手伝い？ごめんねもう終わらせたから」
そこには、いつも通りの笑顔で、いつもとは違う血まみれで傷だらけの神楽が立っていた。
「..またか」
「別に、殺して良かったんでしょ？」
「まあな」
コイツからしたら、人を殺すことになんの躊躇もない。
ただの任務だなんだろう。
「お前は、任務なら俺も殺せるのか」
「実力的に、ムリかな？」
実力的に、ね？
「実力的に勝てるなら、やんのか？」
「殺んないよ？だって、大切な人を守るために強くなったのに、その大切な人を殺したらいみないじゃん」
「そう、なのか」
コイツには、俺も大切な人のなかに入っているんだな。
俺を、必要に思っている奴がいるのか。
「俺からしても、お前は大切な存在なんだあまり無理はするなよ」
「えっ！？ぁ、そうね」
「..？帰るぞったく、わざわざくるいみなかったじゃねえか」
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作成日時：2019年6月11日 11時
