結果 ページ4
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｢っ、お兄様！お兄様！！｣
バタバタと勢いよく階段を上ってくる音が聞こえる。
その声色からは良かったのか悪かったのか分からないな。
｢百、おかえり。｣
｢た、只今帰りましたわ。それ、より、も！！
お兄様……わ、わたくし……林間学校に行けますわー！！｣
｢おぉ〜｣
ばっと両手を上に上げて喜びを示す。
俺はゆっくり腕を広げた。
｢おめでとう、百。｣
｢…………お兄様……それは……私もう15歳で……｣
｢……ダメかい。｣
少ししょげた顔をしてみると、百は頬を赤く染めた。
｢〜〜っもう！！｣
｢わぁ、積極的。｣
勢いが付きすぎてそのままベッドになだれ込んでしまう。
……うん、そっかそっか。良かった。
｢……それで？上手く出来たのかい。｣
｢は、はい！
えぇっと、今年から入試のロボットでなく対人戦用に雄英高校のプロヒーロー達と戦うことになったのです。私は轟さんとペアで……｣
余程興奮しているのか、いつもより早口で嬉々として色々話してくれた。
｢その轟くんって子は、百に考えを委ねてくれたんだね。いい子じゃないか。｣
にっこりと笑って、百を見つめていると段々と頬が赤くなりむくれた顔になっていった。
｢……っ、もうお兄様！私と轟さんは別に何も……！｣
｢えぇ〜？そろそろ百もお年頃だからね、彼氏の一人や二人連れてきてもいいのに。｣
……まぁ、連れてきたは連れてきたでちゃぁんと見極めさせて貰うけどね。
俺は顎に手を当てて考える素振りを見せてから、ぴ、と人差し指を立てた。
｢そうだな……お祝いに、明日にでも何処か行こうか。｣
｢よ、よろしいのですか？それなら私、遊園地に行ってみたいのです！｣
｢遊園地？｣
｢えぇ、クラスメイトの皆さんから遊びに誘われていますの。貰ったチケットでは二人まで連れてきてもいいと書いてありましたので！｣
｢なるほど、百のお友達も一緒なんだね。いいよ、行こうか。｣
また笑って言葉を掛ければ、百は嬉しそうに俺のベッドから降りてスカートを直した。
｢で、では！明日ですわ！｣
｢分かってるよ。｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ちょっと軽く意味が分からないんですがいつの間にか星が赤くなっていました。
何なんでしょうか。夢でしょうか。ありがとうございます。
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なほ(プロフ) - この作品とっても面白いのに終わりは悲しい...！！いつかまた更新されることを祈ります！！ (2022年8月22日 2時) (
レス) @page37 id: e03e668129 (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - 続きがとても気になります…！更新される日を待ってます！！ (2022年4月2日 18時) (レス) @page37 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 報告のラグドールがグラドールになってますよ (2021年10月12日 17時) (レス) @page25 id: 529b7db5a1 (このIDを非表示/違反報告)
ﾗｲｱ@liar_onlooker - お、終わり…ですか…?('°'`) (2021年1月5日 11時) (レス) id: b78cc7195a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 八百万ちゃんかわいいよねー (2020年8月14日 18時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小林 x他1人 | 作成日時：2018年8月11日 3時
