驚愕 ページ2
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｢百、なんだか騒がしいね……おや？｣
ヤオモモん家で勉強会を開くことになった。
まぁ、元々は上鳴とかが言い出して、それにウチらが便乗した感じなんだけど。
ノートを必死に取っていたら、急にイケメンが現れた。
そのイケメンは教科書を持っているヤオモモの隣まで歩くと、ふわりと笑った。
｢まぁお兄様！昼食は取られまして？｣
｢あぁ、ついさっきね。それよりも、この子たちはクラスメイトの子かな？｣
お、オニーサマ？
此方を見て首を傾げる姿はもう俳優顔負けな顔面偏差値。
思わず口を開けてポカンとしてしまう。他の皆もきっとそうだ。上鳴なんかアホ面になりかけている。
｢ええ！今日は勉強会ということで、皆さんにお越しいただいたのですわ！｣
｢ど、どもっす……｣
｢そうなんだ、初めまして。俺は八百万A。雄英高校の２年だから、一応先輩だね。よろしくね。｣
笑いかけてくるその笑顔に圧倒される。今までこんなイケメン見たことない……
……と、いうか……
｢うぇ、先輩だったんスか！？｣
ウチが思っていたことを上鳴が代弁してくれる。
すると、ヤオモモがフォローを入れるかのように説明してくれた。
｢お兄様は１年の頃ほとんど入院生活だったのです。｣
｢に、入院……｣
｢今は大丈夫だよ。除籍処分にされなかっただけラッキーだったね。｣
｢あ、そうか去年は相澤先生が担任……｣
｢フフ、あの人ああ見えて生徒のこと色々考えてるからね。去年は世話になったよ。｣
ニコニコと笑顔を絶やさない八百万さん。
なぜだか背中にゾクリと鳥肌が駆け巡った。
｢さて……俺も勉強しないとな。じゃあ、頑張ってね。｣
｢お、お兄様……｣
ヤオモモの頭をぽんぽんと撫でてから此方に向かって笑って、部屋の後にした八百万さん。
八百万さんが去った後は、勉強会が再開されたがほとんどが頭に入ってこなかった。
金持ちは顔もいいのか……
口から空気が漏れて、持っていたシャーペンの芯がパキリと音を立てて折れた。
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なほ(プロフ) - この作品とっても面白いのに終わりは悲しい...！！いつかまた更新されることを祈ります！！ (2022年8月22日 2時) (
レス) @page37 id: e03e668129 (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - 続きがとても気になります…！更新される日を待ってます！！ (2022年4月2日 18時) (レス) @page37 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 報告のラグドールがグラドールになってますよ (2021年10月12日 17時) (レス) @page25 id: 529b7db5a1 (このIDを非表示/違反報告)
ﾗｲｱ@liar_onlooker - お、終わり…ですか…?('°'`) (2021年1月5日 11時) (レス) id: b78cc7195a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 八百万ちゃんかわいいよねー (2020年8月14日 18時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小林 x他1人 | 作成日時：2018年8月11日 3時
