楽しき日々に祝福を (ページ10)

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7話ページ10

『セブルス、貴方も魔法薬学が得意なの？』

セブルス「得意ではない、好きなだけだ」

『そう、私も好きなの！一緒に勉強しましょうよ！』

リリー「お待たせ！…セブもいたのね！」

『私が誘ったのよ！そしたらセブルスったら、私が何か誘っても、もちろんなんて言わないのに貴方の名前を出したら、もちろんって』

セブルス「余計な事を言うな！」

リリー「2人とも仲良くなれたみたいね！良かった」

セブルス「仲良くなど」

『そうなの！仲良くなれたわよね！セブルス』

セブ「…」

あら黙っちゃった

仲良くなれたと思うんだけどな

リリー「ふぅ、もうこんな時間ね」

『そろそろ終わりにしようか？』

セブルス「あぁ」

学校生活に慣れてきたある日

セブルスと魔法薬学の部屋を約束して図書室で

待っていたら…

頭から水をかぶったようなセブルスがきた

『ちょっとセブルス！それどうしたのよ！？』

セブルス「なんでもない、ただ…」

『なんでもない訳ないでしょ！ちょっと来て、乾かさないと風邪引くわ！』

魔法で乾かしてあげる

『誰にやられたの？』

セブルス「なんでもないと言ってる」

『誰？私がそいつを…』

セブルス「なんでもないと言っている」

『どうして？こんなに濡れ…』

セブルス「なんでもないと言っているだろ！」

セブルス「…」『…』

『…ごめんなさい。貴方が大丈夫ならいいの』

セブルス「…すまなかった」

『謝らないで、ただ…本当に何かあるのなら私を頼って？』

セブルス「…あぁ」

喧嘩しちゃった…

なんで頼ってくれないんだろう

絶対ジェームズやシリウス達でしょ？

まさか、私を巻き込みたくないとか？

…自意識過剰すぎか

〜それから1年が経って〜

ジェームズ達は悪戯仕掛け人として、有名になった

私は、どの休みも家に親がいないと言う事だったのでずっとホグワーツにいた

ホグワーツには数人が残っていて、その中にシリウスもいた

廊下で何度かすれ違ったが、やっぱりカッコ良かった

inホグワーツ特急

リリー「もう1年が終わるなんて、早いわね」

『そうね…リリー、手紙送るわ！もちろん、セブルスも』

セブルス「僕も送るよ」

リリー「着いたみたいね！また来年会いましょう」

『またね』

セブルス「また、来年」

お父様とお母様が見つからない…

アイラ「A！」

ルーカス「お帰りA」

『ただいま！お母様、お父様』