楽しき日々に祝福を (ページ49)

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46話ページ49

3年目からは、それぞれ補佐をする

担当する科目は決まっていない

声をかけられた授業を手伝いに行くか自分で行くかだ

特に私が進んで行っていたのは、魔法生物学だった

ティラを連れて、補佐をしていた

たまに問題を起こす事はあったがちょっとした事だった

たまに私が授業を任される事もあった

私は、禁じられた森と魔法生物の管理の日と補佐をする日を分けて仕事をしていた

生徒達とも、どの寮の子でも仲良くなる事が出来た

そして、ついにハリーが生まれた

リリーの元にみんなで集まった

セブルスにも、手紙でハリーの様子を細かいところまで伝えた

ほとんどを可愛いで埋め尽くした

ちゃんと、顔はジェームズ似で目はリリー似って事も書いて置いた

問題はこの後だ

ハリーが生まれ、幸せムード全開なところに嫌な知らせが入った

そう、ヴォルデモートに狙われているとの事だった

私はダンブルドア先生と、ホグワーツで見守って

物語の通り、ピーターが秘密の守人となった

正直言うと、不安しかない

でも、仕事がある以上抜け出したりサボったりなんてことは出来ない

だからこそ、手紙のやり取りを今まで以上に増やしていた

セブルスはダンブルドアの元に来て、リリーを守ってほしいと頼み

こちらも物語通り、二重スパイになったようだ

セブルスも今、ホグワーツにいるらしいが、会えていない

そんな時、シリウスからこんな手紙が来た

ピーターが裏切りを、するかも知れない。嫌な予感がするんだ。このままだと、ジェームズ達や、ハリーも危ない。
俺は、あいつら守る為に出来ることを全力でする。死ぬ覚悟だ、だけど前にも言ったろ？そう簡単に俺は死なない。絶対に守るから、祈っててくれ。

この手紙を見た瞬間に、顔が青ざめた

急いで手紙を書く、ピーターに気をつけろと

手が震えて上手く書くことができない

行って欲しくない、このままだとピーターは裏切り逃げて

シリウスがアズカバン送りになり、リリー達は死んでしまう

今日の日にちは、10月31日……

急いで、ダンブルドア先生の元へ向かう

リリー達が危ない！守って下さい！と

言えばまだ、間に合うかも知れない

リリー達の死はもう目前まで来ている

ダンブルドア先生が見つからない

途中何人もの先生や生徒に話しかけられたが

それもお構いなしに、ホグワーツ中を探し回る

全く見つからない、ダンブルドア先生は大事な時にいない事が多い

ふと、黒い影が目に入る

『セブルス！！』