楽しき日々に祝福を (ページ47)

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44話ページ47

イースター休暇は終わり、学校生活も後半へ入る

そうなると私達の会話の話題は大体が

卒業後の事だ、何の仕事をするかとか

卒業しても遊ぼうとか、それから勉強の話も

もうすぐそこまで試験は迫ってきている

試験に合格するための勉強は順調なので、そこに困ることは

ありがたいことに、私は無い

ただ、私が困ってるのは職業とこの先の未来の物語の話

魔法の技術も十分付き正しい知識も付いた

あとは、どう物語に関わって行くかだ

全てが、あの通りに行くとは限らないから考えて行動しなければならない

つまり、仮の未来は知っているが私もここの世界にいる一人の魔法使いで

一人の登場人物だ

物語はこれから作られるものなんだ

ある日の図書室の帰りに、ダンブルドア先生にあった

『こんにちは、ダンブルドア先生』

ダンブルドア「またあったのぉ、A。もう少しで卒業じゃ、調子はどうかの？」

『調子はとっても良いですよ、特に困ったことも…無いとは言い切れないですけど、試験はバッチリだと思います！』

ダンブルドア「悩み事があるようじゃな、ちと聞かせてくれぬか？」

『はい、卒業後の仕事なんですけど。私、魔法薬が得意なのでそれを活かした仕事がしたいんですけど』

ダンブルドア「魔法薬か、確かに得意じゃったな」

『でも、魔法生物に関わることもしたくって…』

ダンブルドア「魔法生物とな」

『はい、いろいろな魔法生物の保護とか、お世話とかしたいです。魔法生物って、知れば知るほど面白くって』

ダンブルドア「ほう、それならこうするのはどうじゃ？」

『それ、良いんですか！？』

ダンブルドア「良いんじゃよ」

『ぜひ、そうしたいです！』

ダンブルドア「卒業後の活躍を楽しみにしておるぞ」

『はい、ありがとうございます！』

私がダンブルドア先生に言われたことそれは

ダンブルドア「このホグワーツで働いてはみんか？禁じられた森には沢山の魔法生物がおる、じゃから禁じられた森の魔法生物の管理人となるのじゃ。それから、いろいろな科目の補助として働くと良いじゃろう。そうすれば、魔法薬にも関した仕事が出来る。お前さんの、優秀さはわしがよく知っておる。」

とのこと、

ホグワーツで卒業した後もホグワーツにいられることほど

嬉しいことはない、私の不安はもう何もない

あとは、目の前に迫ってくることにぶつかって行くだけだ

ついにN.E.W.T試験が始まる

めちゃくちゃ疲れるテストだ