楽しき日々に祝福を (ページ26)

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23話ページ26

スリザリン生「A〜？まだ〜？」
スリザリン生「早くしろよ〜」

『あと少し待って！』

スリザリン生「それさっきも聞いたわよ」

今は、私が寝坊してしまったため

急いで身支度を済ませている

外には、男子生徒3人

そして、私と同じ部屋には同室の2人が待っている

『もー、本当に起こしてくれたの？』

スリザリン生「起こしたわ！私たちのせいにしないでちょうだい」

寝坊したおかげで、まだ授業の準備ができてない

それに、朝ご飯も食べられてない

スリザリン生「おい、本当にそろそろやばいぞ！」

スリザリン生「じ・か・ん！」

スリザリン生「7年生になって授業に遅刻はしたくないんだけど〜？」

『本当にごめん！OK！できた』

スリザリン生「はい、これあなたの」

『ありがとう！本当に、大好き』

スリザリン生「はいはい、早く行きましょう」

『お待たせ、急がなきゃ』

スリザリン生「遅ぇよ」

スリザリン生「行くぞ！」

みんなで駆け足で向かう

スリザリン生「このまま行くと、遅刻はしないけど本当にギリギリだ」

スリザリン生「マジかよ」

スリザリン生「誰のせいかしら」

スリザリン生「私、朝から走りたくなかったのだけど」

『本当に申し訳ございませんでした』

急いで教室のドアを開けて

それぞれ空いている席を探して座る

みんな、駆け足でギリギリに入ってきたので

一斉にもう既にいた人達がこちらを見てくる

しかも、今日はグリフィンドールと合同だったらしく

グリフィンドール生からも注目を浴びてしまった

もちろん、リリー達も見ているだろう

座った直後に授業が開始された

本当の本当にギリギリだったらしい

授業が終わって

スリザリン生「もう、本当に危なかったわよ」

スリザリン生「次寝坊したら、誘われても一緒に行かないからな」

スリザリン生「次からは、Aが起きるまで起こし続けるわ」

スリザリン生「もう、疲れた。まだ一日始まったばっかなのによ〜」

『ごめんなさい〜！』

スリザリン生「はぁ、良いわよ。次の授業に行きましょう」

『私、残って先生に聞きたい事があるのだから先行ってて』

スリザリン生「遅れて来ないでよ？」

『分かってるわ』

先生に聞きたい事は聞いて…何聞いたか？

授業でわかんなかった所だよ

それで、移動しようとしたら目の前に

リリーの顔

『わっ！ビックリさせないでよ、リリー』

リリー「ふふっごめんなさい、ビックリさせるつもりはなかったんだけど」