楽しき日々に祝福を (ページ17)

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14話ページ17

私は今年から、ホグワークの5年生になる

今年もどんな事が待ってるか楽しみだ

『それじゃあ、お父様お母様行ってくるわ。』

アイラ「気をつけて行ってらっしゃい」

ルーカス「あと少しの学校生活だ、楽しんでこい」

Aがホグワーク特急に乗り込む

アイラ「あなた、それはまだ早いんじゃない？」

ルーカス「あと2年だろ？」

アイラ「…それもそうね。2年なんてあっという間、あの子は卒業したら何になるのかしら。楽しみね」

〜コンパートメント〜

私がリリーを誘ってとセブルスとリリーで話していると

コンパートメントのドアが開いた

リリー「ポッター…」

ジェームズ「やぁリリー、とそれからAも。今年も綺麗だねリリー！僕達のコンパートメントに来ないかい？と言うか、来てくれ！」

リリー「…こうなったら聞かないのよこの人、私行くわ…また後でA、セブ」

Aは、簡単に行ってしまったリリーに対して少しだけイラッとしてしまった

シリウス「Aも来いよ、スニベルスと無理に一緒になくても良いんだぞ」

『無理なんてしてないわ、結構よ』

シリウス「…そうかよ」

シリウス達が去って行った

シリウスが少し悔しそうにしていたのは気の所為だろう

『何？今の、私達がリリーと話して…』

セブルス「名前を呼ばれていた」

『…え？』

セブルス「人は何度か喋ったり友達じゃない奴の名前なんて覚えない」

『それは私がいつもリリーといるから覚えたん…』

セブルス「普通に話してしただろう！」

そうだ、ただでさえセブルスはリリーをあいつらに取られて内心焦っているのだ

それでセブルスは、リリーを取り戻すには最も優秀な闇の魔法使いである死喰い人になるしか無いなんて、思ってるんだ

それなのに私は…

『セブルス、ごめんなさい』

セブルス「なぜ謝る？一緒にいたくないからか？それとも、あいつらと仲良くなったからか？」

『セブルス…』

セブルス「そう思っているなら、そうすればだろう！」

セブルスが、コンパートメントを出て行こうとする

『セブルス待って！そんな事思って無いわ！』

私の声が聞こえたのか、聞こえていないのか

セブルスはそのまま行ってしまった

こうして、5年生の最悪なスタートをきった