楽しき日々に祝福を (ページ13)

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10話ページ13

リリー「A！」

『なに？…今日は人が沢山いるのね』

ジェームズ「君がAだね！君には言いたい事がいくつかあるんだ…」

リリー「これは、ほっておいて良いわ。今から私たちと話さない？私がいつもAといるから気になるってうるさくて」

話すか…

話してみたいとは思ったけど

セブルスにあんな事してるからな〜

でもまあ

『…別に良いわよ！』

リーマス「自己紹介しようか？僕は…」

『しなくて良いわよ、わかるから。いつもうるさいジェームズ・ポッターと勉強しないのに上位にいるシリウス・ブラック、甘いものが好きなリーマス・ルーピンに貴方は…ピーター・ペティグリューね』

ジェームズ「いつもうるさいとはどう言う事だ！」

リリー「私が教えたのよ、間違ってないでしょう？」

シリウス「勉強しないのに上位にいる…」

『それから、顔だけは良い』

シリウス「おい、それどう言う事だ」

『別に意味はないけれど？そのままよ』

シリウス「だからそれがどう言う意味か…」

『ねぇ、リーマス！これチョコレートなんだけどいる？』

リーマス「いいのかい？貰うよ、ありがとう」

シリウス「無視かよ…」

ピーターは…凄い端っこにいるわね

いつもそうなのかな？

本当にあいつが裏切るの？

『ねぇピーター、貴方も話しましょうよ。もっとこっちに来て！』

ピーター「う、うん…！」

それから色々話して行くうちに、打ち解ける事ができた

シリウスは最初こそ警戒していたが、徐々に話してくれた

『私、そろそろ戻るわね』

リリー「えぇ、今日はありがとう！」

『どういたしまして』

ジェームズ「ちょっと待った！君に言えてない事がある！」

『なに？』

ジェームズ「リリーが君といる事で、僕とリリーの時間が無くなっていく！だから…」

リリー「聞かなくていいわ！」

リーマス「チョコレートありがとう、また話そう」

ピーター「楽しかったよ…」

シリウス「あー、またな」

『えぇ、またね』

〜それから数日〜

ふぅ、お菓子を作ってみたけど…

これは作りすぎたわね

『セブルス！お菓子作りすぎちゃったの、あげるわ』

セブルス「ありがとう」

んー、あとはリリーにあげようかな？

…あれは、リーマスだ！

甘いもの好きだったよねリーマスって

『はぁい！リーマス』

リーマス「やぁ、A」

『お菓子作りすぎちゃったの…一緒に食べない？』

リーマス「もちろん良いよ」