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🍼 ページ6

阿部「マネージャーさん着いたって。
じゃあ、行こうか。」

手を差し出した阿部ちゃんの手を
ぎゅっと握って車に向かう。

車に乗り込んだらマネージャーさんから
今日の予定を改めて教えて貰う。
家からスタジオが近い阿部ちゃんの方が
先に降りるんだって。 寂しいなぁ。

阿部「じゃあまたお家でね。頑張れ。」
ぶんぶんと手を振ってくれる
阿部ちゃんに手を振り返して
現場に向かう。

今日はドラマの撮影と取材と
ダンスレッスンとギチギチ。
甘えたいって言ってられない。

撮影場所に着いて早速
制服に着替えて全身鏡を確認する。
おむつしてるってばれないかな…。

何にも言われること無く撮影を
終えることが出来た。
急いでお手洗いに向かうと
今まで以上にたぷたぷとしたおむつ。
何これ…おしっこした記憶無い。
そそくさとさっき見たおむつを
忘れようと脱ぎ捨てて新しいものに
穿き替える。

その足で撮影スタジオに移動。
照明が暑い、眩しい。

「目黒くんあと少しにこにこ出来る?」
目黒「出来ます、」
「可愛いね〜その調子!」

上手く笑えてるかな。
今日優しいカメラマンさんで良かった。
撮影が終わったらすぐ取材。
事前に考えてきた質問ならぱっと
答えられるんだけど
独自の質問が来ると思考が停止する。

撮影、取材、着替え。おむつ交換。
これを延々と繰り返していく。

あれ?今何聞かれてるんだっけ?

「ありがとうございました!
ダンスレッスンも頑張ってください。」

何社受けたんだろう。
取材が終わったらしい。

そのままマネージャーさんに
連れられて振り入れ。
俺だけ参加出来なかったから
別日を設けて貰ったんだけど…。

息が上手くできない。
身体が思うように動かない。
振付師さんの振りが見えない。

「目黒シャキッとしろ!
もう残り日数無いんだぞ!」
目黒「すみません!」

振付師さんにも怒られる。
でもその内容も聞き取れなくて。
情けないな。

「はい、あとは家で練習。」
目黒「ありがとうございました。」

深く礼をして、残った僅かな体力を
振り絞って近くのトイレに行く。
もう吸いきれないくらい限界な
おむつから目を逸らす。

今日なんかずっと変。
集中出来ない、駄目だな。
でももう後帰るだけだし…。
トイレから出ると凄い形相で
マネージャーさんが走ってきた。

「目黒さんごめん!もう一本
配信用の収録が入ったんだけど
頑張ってもらえる?」

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作者名:モコ | 作成日時:2021年10月12日 17時

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