めぐろくんの秘密🍼2 (ページ4)

今日:19 hit、昨日:79 hit、合計:514,568 hit

🍼 ページ4

宮舘side

岩本「寝たよ。」
5分もすると照がこっちに
帰ってきた。
ラウールは今お風呂に入ってて
阿部は勉強道具を片付けに
自分の部屋に戻ってる。

宮舘「おかえり。」
康二「ぐずらんかった？」
岩本「うん、ぐっすり。想像してたより
目黒が軽くてびっくりしたよ。」
康二「やっぱそうやんな？
俺より軽いっぽかったもん。」

以前より細身になったな、と
お風呂に入れた時思ったけど
そんなに分かりやすいくらいだったとは
思わなかった。

佐久間「仕事詰まってるもんね。」
渡辺「俺らの3倍働いてるんじゃない？」
佐久間「外では一息つけないだろうし
家ではリラックス出来てるといいね。」
康二「、ふっかさん？どないしたん？」

するとふっかがこんな事を口にした。

深澤「…これからめめの事がこの家で
話題の中心になるけどさ、
皆も無理しないでねって。思った。
たったそれだけなんだけどさ。」

ぽつぽつと喋るふっかには、
何か思うところがあるんだろうか。
これはグループをまとめる最年長、
として言った言葉ではなく
ふっかの心からの想いに聞こえた。

岩本「当たり前じゃん。
その為にも一緒に住み始めたんでしょ」

照が言った一言にふにゃんと
ふっかの顔付きが柔らかくなった。

その後はリビングで解散することに。
今俺はお風呂の順番待ち。
ソファで寛ぎながらぼ〜っとしてると
翔太が声を掛けてきた。

渡辺「涼太」
宮舘「どうした？」
渡辺「いや、別に。」

お風呂に入っていった佐久間と
代わるようにあがってきた翔太は
そのまま特に何を言うことも無く
俺の隣にぽすん、と座って
スキンケアを始めた。

こういう事は1人で部屋で
やるように思えるけれど
カゴに一式セットを入れて隣で
スキンケアを始めるもんだから、
翔太は時々行動が読めない。
彼とは随分と長く一緒に居るけど。

何となく寂しくなったんだろうか。
二人とも会話を切りさだないし
他の皆は部屋に戻ってるから
翔太がハンドプレスする音だけが
リビングに響く。

渡辺「じゃあ、戻るから。」
宮舘「ん。おやすみ。」
渡辺「…おやすみ」

表立って絡む事も無いけれど。
何だか翔太の事が可愛く思えて。
シェアハウスは新しい発見が沢山
あるな、なんて思いながら
浴室に向かった。