めぐろくんの秘密🍼2 (ページ3)

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意を決して抱き上げる。
……軽すぎひん？
びっくりしたんやけど！
忙しいんかなあとふと思った。

当の本人は抱っこされてご満悦。
このままリビングに戻ることに。

ラウ「めめ超かわいい〜！！」

この一言をきっかけに皆の視線が
一気にめめに集中することに。
皆の褒め褒め攻撃が恥ずかしいのか
顔を俺の首に埋めて見してくれない。

ソファにめめを降ろそうとしても
一向に離れてくれない。
座ったまま抱っこし続けることに。

阿部「こんなに注目されたら
そりゃあ恥ずかしいか笑」
ラウ「新しいお洋服も可愛いね。
ていうか何しても可愛いね！」
深澤「買って貰ってよかったなぁ。」

そうふっかさんが去り際に
めめの頭を撫でると皆には
変わらず顔は見えていないけど
こくん、と頷いた。

渡辺「そろそろ歯磨いとく？」
康二「そやな。」
宮舘「はい、持ってきたよ。」

舘さんが水入りコップ、
歯磨き粉の着いた歯ブラシ、
口をゆすいだ時の
桶を持ってきてくれた。

佐久間「めめ？ごろんしよっか。」

腕が痺れ気味の俺を分かってるのか
胡座をかいたさっくんが誘導する。
脚の上に頭を置いて寝転んでくれたん
やけど若干ぐずり気味。

佐久間「めめ、あ〜んしてみよっか。」
目黒「うぅっ…」
岩本「鹿さんも頑張れ〜だって！」
照兄の小さい鹿さんも応援団に。

目黒「あぁ〜…。」
ちょっとずつ口を開いてくれたから
その隙にさっくんが歯を磨いていく。

佐久間「ぺっぺしようね〜。」
目黒「…ぺっ！」

上手に口をゆすいでまたさっくんに
おしゃぶりをつけてもらって
またご機嫌さんになった。
俺らはその様子を見てにっこり。

目黒「ぎゅ…！ぎゅ…！」
岩本「えっ俺？」

佐久間くんと舘さんが歯磨きセットを
片付けてくれてる間
めめは目の前にいた照兄に
抱っこを要求した。

目黒「ぎゅ〜…ない？」

こてんと首を傾げて
めめは誰よりもあざとい。
強面の照兄も思わずふにゃふにゃした
笑顔でめめを軽々抱き上げた。

今まで抱っこされた中でも
きっと1番高いからめめは
キャッキャと楽しそう。
流石鍛えてる人は違うんやなあ。

5分もするとさっきまで聞こえてた
笑い声は聞こえなくなって
すぅすぅと寝息に変わった。

渡辺「寝ちゃったね…。」
康二「楽しそうやったもんなあ」
岩本「寝かせてくるわ。」
深澤「ん、お願い。」