まだ続いていた私の初恋。5 【名前変換オリジナル】

☆166　私の大切な人。 ページ9

「成瀬さんは？」


「えっ!!」


唐突のことに心臓を飛び跳ねる。


黙って私をジーッと見つめる翔くん。

俺も教えたんだから成瀬さんも教えてよ…と訴えているようなｗ

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「えーとっ…私は…。」

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好きな人として圭くんと…

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憧れの人として翔くんと…

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一番の友達…というかもう親友って言っていいよね？


姫華ちゃん。

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それと…


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千晴のことも…

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なんだろう…


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やっぱり…優しくて明るい千晴のことを知っているから…


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嫌いにはなれないんだよね…。

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「…成瀬さーん？」


「へっ?!」


私は我に返る。


「黙ってないで教えてよ!!」


「え、えーとっ…。」


なんだろう…恥ずかしいなぁ…。

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そんな私が言うかどうかためらっていた時。

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「翔…。」


「ぅおお!!?圭?!いつの間にっ??」


「さっきここに着いた。」


本当にいつの間にか…翔くんの背後にいた圭くん。

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「あれー？中堂さんは？」


「ほんとだ？」


その後ろには…ちゃんと千晴がくっついていた。

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ふとあなたと目が合った。


「あ…成瀬。無事に翔と合流できたんだな…。よかった。」

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何か言おうとためらいながらも口を開きかけたとき…

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「圭……なんで成瀬さんを1人にしたんだ。」


彼のいつもとは違う低いトーンの声が私の胸に響いた。

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