まだ続いていた私の初恋。5 【名前変換オリジナル】

☆200　寒くて冷たい…。　 ページ44

夏休みが明けて。


ただただ日常が過ぎていき。


私の誕生日もみんなから誕プレが貰える幸せな日となり。

そして意味のありそうな誕生日となり。


圭くんから貰った…


小学6年生の修学旅行に私が作ったネックレスは大切に保管しておいた。


あのネックレスを、


今、返してくれた意味とか。

圭くんが持っていた意味とか。想いとか。


そういうのは全然分かんないけど。


いつか分かるような気がして。


また日常を楽しんだ。

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本格的な秋になって。


桜並木は茶色や黄色…時々赤色に染まって。


肌寒くなってきた。


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そんなときに、高校では文化祭が行われ。


もう学級委員ではないんだけど…翔くんは実行委員になって、1年4組を引っ張ってくれた。

出し物も考えて。


当日は自分の役を責任をもって取り組んで。


ちなみに、人と接するのが苦手なのに私は受付役。

まあ…頑張ったけどね。


翔くんは盛り上げ役でいつもどうりまぶしい笑顔をお客さんにも振る舞っていた。


逆ナンパされてた。←


圭くんは翔くんとともに盛り上げ役みたいな感じだったんだけど…


まあ、頑張ってたみたいだし。

たまに受付のところに来て私の話し相手になってくれたし。


優しいなっ…。


自由時間を貰えたときは、翔くんと圭くんと一緒に行動した。


姫華ちゃんがいる3組に行ってみたり。

圭くんが、千晴から招待状もらったらしく…


千晴がいる1組の喫茶店に行ってみたり。


千晴のウエイトレス姿が可愛すぎて…逆に嫌になったけど。


でも、注文したホットケーキはおいしかった。


とにかく。

高校最初の文化祭は楽しかった。


圭くんの優しさに幸せをもらって。


翔くんの盛り上げに楽しい思いをして。


楽しかった。


姫華ちゃんの様子が未だにおかしいこととか。


千晴の圭くんへの接し方とか。


色々気になることもあった。

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それから月日は流れ…。

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――――寒くて…冷たい冬がきた。

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