☆188 わざわざ…。 ページ32
次の日の朝。
…圭くんにネックレスのことどう聞こうか。
なんて思いながら学校に登校!
…昨日、圭くんにメールで聞いておけばよかったなぁ。
なんて思いながら上履きに履き替える。
…直接聞くとかすっごく気まずいんだけど。
なんて思いながら廊下を歩く。
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A「圭くんに…どうやって…。」
そうつぶやく。
う〜…と考えながら4組の教室へ入ろうとした。
千晴「…何が圭よ。」
A「ぅわっ?千晴っ!!?」
教室を入ったすぐ…つまり教室の入口の壁に千晴が腕を組んで立っていた。
千晴「そんな驚く?w」
A「あ…ごめん。」
千晴「…で、圭が何よ?」
さっきのつぶやき聞こえちゃったかぁ…。
千晴の視線が私に突き刺さる。
A「べ、別になんでもないよ…。」
千晴「…相変わらず、嘘つくの下手ね。」
A「えっ。」
千晴は私を直視する。
うっ…
なんか、全部見透かされている感じ。
焦る私。
千晴とは、圭くんのことで話したくない。
千晴「…まあいいかっ。」
A「えっ。」
千晴「…はい。A。」
何かが投げられた。
A「あっ。」
私はそれを反射的にキャッチする。
A「…これって。」
千晴「ええっと…早野たちが言ってたのは…誕プレ?だったけな。」
A「誕プレ?!」
千晴「…あれ?Aって昨日誕生日じゃなかったけ?」
A「あ…うん。そうだよ。」
千晴「…特に深い意味とかないから。じゃ。」
千晴は私から目を逸らしてそう言うと…廊下を歩いて行ってしまった。
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私は自分の手の中にある…可愛くラッピングされた袋を見つめる。
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ちょっと…今回だけここで開けてみよう。
私はリボンをほどいた。
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中には、可愛い星のビーズのストラップが入っていた。
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…手作りっぽい。
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なんで…
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なんで私の誕生日にわざわざ…。
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革ベルト
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柚季(プロフ) - 茄癒さん» ありがとうございます(´・ω・`) あの…でもちょっと、どこが間違っていると思われたのでしょうか?(x_x;) 間違いを指摘してくださることは私もとっても助かるので全然大丈夫です!♪ (2012年9月8日 22時) (携帯から) (レス) id: ddd56e0828 (このIDを非表示/違反報告)
アリエス(プロフ) - 柚季さん» マジで!?私もGUMIが大好きなんだ♪気が合うね〜(^O^) (2012年5月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 0907c8bb3a (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - バナナオレさん» 季節変わりましたぁ!冬で…全然現実と季節違くて分かりにくいかもしれないけどよろしくです!!小説の中では冬!!(笑) (2012年5月4日 12時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - アリエスさん» フェアリーテール好きーっ!!アニメ見てるっ!!☆大丈夫だよぉ!面白い!!あ、ボカロも好きだよ〜GUMIが好き☆ (2012年5月4日 12時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - 權堊さん» おお!!!いっぱいやったことあるんだね〜!!☆すごいなぁ( ´∀`)格好いいって!!私は權堊のこと格好いいって思うよ。 (2012年5月4日 12時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚季 | 作成日時:2012年4月1日 21時